F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

過去3年で30人のエンジニアを引き抜いたフェラーリF1「我々は採用を知られないようにしている」

2021年5月28日

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、フェラーリが過去に多くのエンジニアを他のチームから雇用したことを明かした。しかしレッドブルとは対照的に、フェラーリはそのことを公表することはしなかった。


 レッドブルは、レッドブル・パワートレインズ(RBP)の新エンジン部門で多くの採用を行っていることを明らかにしており、リーダーシップ構造を構成する15人のメンバーについて説明している。その全員が最大のライバルであるメルセデスから引き抜いた人材だ。


 RBPのエンジン計画とヘッドハンティングの取り組みは、F1のタイトルを争うレッドブルとメルセデスの間の緊張を高めている。ビノットは、ライバルチームから引き抜きを行うのは目新しいことではないことを認めたが、フェラーリが採用活動を表沙汰にすることは滅多にないという。


「過去3年間に我々は30人のエンジニアを他のチームから雇い入れた」とビノットは『Corriere della Sera』に語った。


「レッドブルは契約をするだけでなく、彼らが採用する人々全員を公開しているようだ。一方で我々は採用を知られないようにしている」

マッティア・ビノット(フェラーリ チーム代表)
2021年F1第5戦モナコGP木曜会見 マッティア・ビノット(フェラーリ チーム代表)


 ビノットはまた、チームが2022年のマシンに全力を傾けており、最初のシャシーが夏の終わりまでに完成する一方で、現行のマシンの開発は終わりに近づいていることを明かした。


「重要な時期だ。なぜならプロジェクトを凍結するまでにほんの数週間しかないからだ」とビノットは語った。


「来年から、その後の数年間にわたって有効なレギュレーションが施行されるので、準備を怠ったり見落としをするわけにはいかない。それは2022年だけでなくそれ以降のすべてに関わることだからだ」


「それが現在の優先事項であることは当然だ。新車は我々の予測に沿って開発されている」


「空力コンセプトについて重要な選択が下される段階にある。1カ月以内に、そうしたことが定義され、最初のパーツの生産が始まるだろう。そして空力ジオメトリーの詳細な作業をすることになる」


「つまり現行のマシンのアップデートを行う時間がなくなるということだ。終わっているとまでは言わなくとも、すべての取り組みは来シーズンに注がれている」

カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
2021年F1第5戦モナコGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP