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ピレリ 2021年F1第5戦モナコGP レースレポート

2021年5月24日

プレスリリース
2021 モナコグランプリ 決勝

レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、ソフト〜ハードと繋ぐ1ストップ戦略で優勝。タイトル争いのトップに立つ

2021年5月23日、モナコ

キーポイント

・レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、ソフト〜ハードと繋ぐ1ストップ戦略でモナコグランプリを制しました。ポールシッターだったフェラーリのシャルル・ルクレールがスタートできなかったため、フェルスタッペンは実質のポールポジションからスタートしました。モナコでの勝利によって、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップでトップに立ちました。フェラーリのカルロス・サインツJr.が2位を、マクラーレンのランド・ノリスが3位を獲得しました。


・上位6名のドライバーが、ソフト〜ハードの1ストップ戦略を使用しました。スタート時には、P Zeroホワイト・ハードやP Zeroイエロー・ミディアムを装着したドライバーも見られました。


・フィニッシュしたドライバー中、7位を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンを除く全員が1ストッパーでした。ハミルトンは、終盤にP Zeroレッド・ソフトへ交換し、ファステストラップポイントを獲得しました。


・ハードタイヤでスタートしたアストンマーティンのランス・ストロールは、58周目にトラックポジションを維持したままピットストップを行い、8位でフィニッシュしました。ソフトタイヤでスタートしたアルピーヌのエステバン・オコンは、37周目にミディアムへ交換し、9位を獲得しました。ソフト〜ミディアムの1ストッパーはオコンただひとりでした。


・昨日よりも温暖な天候となり、木曜日のフリー走行時に近いコンディションとなりました。気温は約20℃、路面温度は40℃ほどでした。

各コンパウンドのパフォーマンス

・ハードC3:トップ6を含む多くのドライバーが第2スティントでハードを使用しました。ストロールとアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、ハードでスタートしました。角田は、長いオープニングスティントを走行し、64周目にソフトへ交換しました。路面の高いグリップレベルと温暖な気温が、ミディアムよりもハードの使用を促しました。


・ミディアムC4:数名のドライバーがミディアムでスタートし、オコンのみが第2スティントでミディアムを使用しました。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ミディアムで45周のオープニングスティントを走行し、ソフトへ交換しました。アロンソの戦略は、チームメイトのオコン同様、ユニークなものとなりました。


・ソフトC5:多くのドライバーがソフトでスタートしました。トラックポジションが重要なサーキットで、ソフトはラップあたり0.5秒以上ミディアムよりも速い特性を示していました。セーフティカー導入が発生しないなか、ソフトによる30周以上の長いスティントが見られ、デグラデーションは低いレベルでした。ハミルトンは、残り9周時点で2セット目のソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得しました。ハミルトンのタイムは、2018年に記録されたレースラップレコードを更新するものでした。

ピレリF1およびカーレーシング責任者マリオ・イゾラのコメント

「今回のモナコでは、スタート時に全3種類のコンパウンドが登場し、表彰台に3チームが上り、トップ10で4種類の戦略が使用されるなどのいくつかのサプライズが見られました。このことは、今回のコンパウンドが重要な役割を果たすレースタイヤに適していたことを示しています」


「なかでも、フェルスタッペンを含むトップ6が使用したソフト〜ハードの1ストップ戦略がもっとも主流となりました。モナコでは珍しく、戦略に影響を及ぼすセーフティカーの登場機会がなかったなか、タイヤの性能には満足しています」


「この点は、レース終盤にハミルトンがソフトタイヤで3年前のレースラップレコードを更新したことでも裏付けられます。優勝と同時に初めてチャンピオンシップリーダーになったフェルスタッペンを祝福したいと思います」

■2021年F1第5戦モナコGP レースインフォグラフィックス


2021年F1第5戦モナコGP レースインフォグラフィックス
2021年F1第5戦モナコGP レースインフォグラフィックス

2021年F1第5戦モナコGP レースインフォグラフィックス
2021年F1第5戦モナコGP レースインフォグラフィックス

■コンパウンド毎のラップタイム上位

・ハード
ダニエル・リカルド:1分14秒578
カルロス・サインツJr.:1分14秒621
マックス・フェルスタッペン:1分14秒649


・ミディアム
エステバン・オコン:1分15秒316
キミ・ライコネン:1分16秒386
ニコラス・ラティフィ:1分16秒692


・ソフト
ルイス・ハミルトン:1分12秒909
角田裕毅:1分14秒037
セルジオ・ペレス:1分14秒552

■最長スティント

・ハードC3:角田裕毅 64Laps
・ミディアムC4:フェルナンド・アロンソ 45Laps
・ソフトC5:エステバン・オコン、ミック・シューマッハー 37Laps



(ピレリジャパン プレスリリース)




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ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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