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「マックスとルイスの戦いが続くのだと実感した」今季初優勝は、これまでと違う1勝に/ホンダF1山本MDインタビュー

2021年4月20日

 2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースは、3番手からスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初優勝を飾った。レース直後にインタビューに応じたホンダF1の山本雅史マネージングディレクターは、フェルスタッペンの巧みな走りが光るレースだったと振り返り、また12位に終わった角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)について「いい勉強になったのではないか」と語った。


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──今シーズン、初優勝です。


山本雅史マネージングディレクター(以下、山本MD):率直にグッときたのは、ポディウムでレッドブル・レーシング・ホンダというのを聞いて、改めて今シーズン1戦1戦大事にやっていかなければいけないと感じました。


──今週末は完璧な週末とはいきませんでしたが、最終的に優勝しました。今週末の戦いを振り返ってもらえますか。


山本MD:本当にいいレースをしたなと思います。レーススタート前の午後2時ごろから雨が降ってきて、いろんな変化のあるレースコンディションのなかで、マックスもヒヤッとするシーンもありましたが、雨のなかでの走らせ方、巧さが光ったレースだし、いいレースだと思います。


──レッドブル・ホンダとしては通算7勝目ですが、今回の1勝は今までと違いますか?


山本MD:はい。ひとつはレッドブル・レーシング・ホンダというチーム名がポディウムで聞けたこと、もうひとつは開幕でルイスが勝って、マックスが2位。今回はマックスが勝って、ルイスは色々あったけれど、追い上げての2位。開幕戦同様にマックスとルイスの今シーズンの戦いが本当に続くんだなと感じたという点で、これまでとは少し違った勝利でした。これからが楽しみです。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP表彰式 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)


──まだ2戦が終わったばかりですが、今年はタイトル争いができることがはっきりと見えた1戦でした。


山本MD:ルイスもミスはしたけど、(そこから挽回してくる)巧さが光った。マックスにアドバンテージがあるとは思っていなくて、1戦1戦しっかりやり切るということが最終的に(タイトルに)つながるのではないかと。そこを信じて継続してやっていきたいです。


──角田選手について伺います。昨日(予選)のミス、そして今日もいろいろなことがありました。今週は多くのことを学んだと思います。


山本MD:今週はちょっと空回りしましたね。予選は頑張ろうとプッシュしすぎました。今日は20番手からしっかりひとつひとつポジションを上げて、赤旗までは順調だったんですけど、赤旗後、10番手からソフトタイヤでスタートしたローリングスタートでの1周目の2コーナーでまた頑張り過ぎちゃった。ルーキーとしてという意味ならいいんでしょうけど、レースもまだ周回数があったし、(あれがなければ)しっかりレースができたと思う。そういった意味ではいい勉強になったのではないかと思います。


──今日はハミルトンでもミスしましたからね。


山本MD:いい経験をした。ウエットタイヤこそ履かなかったけどインターミディエイトを履いて、いろんな経験したという意味では次につながると信じています。

山本雅史(ホンダF1 マネージングディレクター)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP レース直後にインタビューに応じたホンダF1山本雅史マネージングディレクター

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)優勝、チームが記念撮影
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)優勝、チームが記念撮影

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)



(Masahiro Owari)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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