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救急救命士の資格を持つピレリF1代表のマリオ・イゾラ、新型コロナ医療の最前線で支援活動

2020年4月8日

 ピレリF1のレーシングマネージャーであるマリオ・イゾラは、現在のレースのない期間を利用し、ヨーロッパで最も新型コロナウイルスの影響を受けている地域であるイタリアのロンバルディア州で、新型コロナウイルス危機との戦いを支援している。


 救急救命士と救急車の運転手の資格を持つイゾラは、ヨーロッパ大陸における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の中心地と考えられている地域の最前線で、毎日感染者の支援をしている。


 ロンバルディア州にはイタリアの金融都市であるミラノがあり、2月に新型コロナウイルスが流行して以来、多くの犠牲者を出して苦しんでいる。これまでに7、500人以上が命を落とした。イタリア全体では13万2000人を超える感染者数が報告され、1万6523人もの人々が亡くなった。


 最前線で働くことは危険を伴うが、イゾラは他のことよりも最前線で働くリスクをとるという。


『Formula1.com』によると、50歳のイゾラは「モータースポーツは今のところ中断されているかもしれないが、ピレリでは全員が今まで以上に仕事をしている」と語ったという。


「通常の仕事をしているだけでなく、我々全員が直面している問題にみんなで取り組んでいる」


「私としては今までも同じようにボランティアで救急車の運転手としてシフトを担当してきたし、私にできる支援をしている」


「今コロナウイルスが流行しているからといって、人々が通常の病気にかからなくなるわけではない。だからどのような役割であれ、ボランティアをする人の存在がより重要になる。私はできる限りの時間をすべて救急車に費やしている」


 イゾラは先週、この危機の間で初めて夜勤を引き受けた。それは精神的にも体力的にも負担のかかる仕事だ。


「今、この仕事で一番辛いのは、患者の家族を救急車に乗せて病院に連れていくことができないということだ」とイゾラは『The Sun』のF1記者であるベン・ハントに説明した。


「通常であれば家族の誰かを連れていくことができる。なぜなら家族のサポートは重要だからだ」


「しかし今は他の患者との接触を避けるため、救急隊員以外の人を連れていくことは禁じられている」


「私はたくさんの同僚たちと話しをしている。我々はコミュニティであり、会話を交わしている。何があったかなどといったことを共有しているんだ」


「彼らが話す大変な事態というのは、通常なら非常に難しい状況に陥ったということだ。今のところ最も大きな影響があるのは、精神面だろう」


 F1のヒーローは、ドライバーだけではない。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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