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マクラーレン、次戦F1モナコGPで2度目の大幅アップデート投入を計画

2017年5月21日

 スペインGPでの大幅な進歩で自信を得たマクラーレン・ホンダF1チームは、モナコGPで2度目の大規模アップデートを計画している。


 新たなウイング、フロア、その他のボディワークが助けとなり、前戦スペインGPではフェルナンド・アロンソが予選で今季最高のパフォーマンスを発揮し、7番グリッドを獲得した。


 新パーツのパフォーマンスは、チームの風洞とCFDデータが良好な相関関係にあることを証明。以前はこの部分がチームの弱点であったため、今回の進歩はさらなる後押しとなった。


 マクラーレンでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、こういった要素によって次に持ち込むアップデートパッケージがどれほどのパフォーマンスを発揮するかという点において、自信が高まったと語っている。


「我々はチームを再構築し、立て直してきた。いまでは非常によく機能し、運営されている。結果を見ればわかるが、データの相関関係は信じられないほど良くなっている。スペインGPには新たなフロントウイングとボディワーク、フロア、リアウイングを持ち込んだ。これらはデータと95%合致している」


「今季の新たなレギュレーションでは、風洞やCFDで作業をするたびに多くを得ることができる。我々はまだ大きなポテンシャルを秘めている」


「(スペインGPで)マシンに搭載していたものは、パッケージの第一段階のものであり、第二段階のものはモナコで投入される。(アップデートによって)我々とフェルナンド(アロンソ)は中団グループへとステップアップできた。これは事実であり、絵空事などではない」


 アロンソは1周目でのフェリペ・マッサとのクラッシュや、その後のトラフィックなどが原因となり、予選でのパフォーマンスを今季初のポイント獲得へとつなげることはできず、スペインGPは12位に終わった。しかしブーリエは、いまのマクラーレンはトップ10のマシンを手にしていると考えている。


「パワーの影響が少ないサーキットであれば、ポイント圏内に入ることができる。これは希望ではない。しかし我々は7位になるためにレースをしているのではない。そのことは(スペインGPの)土曜日に、マンスール(オジェ/マクラーレンの株主)に伝えた」


「彼は予選結果に興奮していた。特にテレメンタリーライブを見ていたのなら、(アロンソが)どこでタイムを稼ぎ、どこで失っていたのかがわかる。もし3秒も縮めることができなたのなら、『新たな一歩だ!』と喜んだことだろう」


「けれども次に考えるべきは『7番手になっただけ』ということだ。特に興奮するようなことではない」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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