★エンジンストーブリーグ 4チームがエンジン変更?
ドライバーの移籍の話題もそろそろ盛り上がってきていますが、最近熱いのはエンジンのストーブリーグです。
ルノーがレッドブル陣営と別れるのはほぼ確定的。契約は来年末までで、両者ともに「契約を尊重する」と強調していますが、本音ではレッドブルは今季いっぱいでルノーとは袂を分かち、メルセデスにスイッチすることを望んでいるようです。
一方のルノーはロータスF1チームを買収間近とも伝えられていますが、ルノー本社が結論を出すのは9月末になる可能性も。ロータスはメルセデスと複数年契約を結んだばかりですが、買収されたらもちろんルノーエンジンに戻ることになるでしょう。
メルセデスは今、自らのチームを含め4チームにエンジンを供給、これ以上カスタマーチームを増やしたくないようですが、現ロータスがルノーにスイッチすれば、代わりにその枠にレッドブルが入ることが可能になりそうです。
とはいえトロロッソも一緒に、というのは無理そうで、こちらは以前つながりのあったフェラーリから供給を受けることになるかもしれません。
一方でザウバーとフェラーリの関係は以前ほど良好ではなく、ザウバーはルノーに移るのではというウワサも(英国AUTOSPORTの情報)。最近ルノー・スポールF1のマネジングディレクター、シリル・アビテブールがザウバー代表モニシャ・カルテンボーンと会合を持ったことも分かっています(PU供給の件かどうかは不明)。
まとめると2016年あるいは2017年のエンジン予想は次のとおり。メルセデスのPUを使用するのはメルセデス、ウイリアムズ、レッドブル、フォース・インディア。フェラーリPUを使用するのはフェラーリ、トロロッソ、マノー、ハース。ルノーPUを使用するのはルノー(ロータス)とザウバー。ホンダはマクラーレン。あくまで予想です。