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マクラーレンがドライバー育成プログラムを刷新。元F1ドライバーでル・マン24時間を5度制したピロが責任者に
2023年4月21日
マクラーレンは、元F1ドライバーで5度のル・マン24時間レース優勝経験を持つエマニュエル・ピロが率いる、若手ドライバー育成プログラムの刷新を発表した。
チームはこの数年、従来のF1運営にフルタイムのインディカーチームとフォーミュラEチームを加えることで、レースへの取り組みを大きく拡大してきた。つまりトップドライバーとしての才能の持ち主に対するニーズが高まっているということであり、マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、新たなプログラムによってそうしたドライバーを輩出することを期待している。
「マクラーレンには新たに出現した才能の持ち主をトップレベルのレーシングドライバーに育て上げてきた長い歴史がある。それが将来に向けて長く続くことを誇りに思う」とブラウンは木曜日のチーム発表のなかで語った。
ルイス・ハミルトン、ランド・ノリス、ケビン・マグヌッセン、ニック・デ・フリースは、全員が過去にマクラーレンのジュニアドライバーだった。しかしながらマクラーレンF1と新たに契約したオスカー・ピアストリはアルピーヌの出身であり、より多くの内部の人材が必要とされていることが示された。
「マクラーレンには経験豊富なチームがあり、エマニュエルが優れた指揮を執るだろう。純粋な若い才能を高い競争力を持つプロのレーシングドライバーに育成するにあたり、必要なサポートとリソースを提供することができる」
「F1、インディカー、フォーミュラEにわたるマクラーレンの幅広いレーシングポートフォリオによって、我々はキャリアの初期からフルタイムのレース、テスト、開発ドライバーの役割に至るまで、若い才能の持ち主たちの育成を支援できる立場にある」
「我々はすでにパト(・オワード)、アレックス(・パロウ)、ウーゴ(・ウゴチュクウ)といった、エキサイティングで安定した才能を揃えている。彼らの育成のサポートを継続するとともに、マクラーレン・ドライバー育成プログラムを開始することに興奮している」
2021年のインディカーチャンピオンであるパロウ(現在はチップ・ガナッシ・レーシングから参戦)は、現在アロウ・マクラーレンSPからインディカーに参戦しているオワード、そして若く有望なアメリカ人のウゴクチュウとともにプログラムに参加する。パロウとオワードはインディカーのフルタイム参戦に加え、2022年はグランプリのレースウイーク中にフリー走行セッションでF1テストに参加した。
パロウはマクラーレンF1チームの公式リザーブドライバーに指名されており、現在のガナッシとの契約が終了したら、インディカーチームに移籍するものとみられる。また、ウゴクチュウは元ヨーロッパカートチャンピオンであり、昨年はイギリスF4選手権を3位でフィニッシュした。2023年はイタリアンF4選手権にフルタイムで参戦予定だ。
ピロは、チームが将来に向けた「潜在的な人材の補給線」とみなしている新プログラムの責任者に任命されたことを喜んでいる。ピロは1989年から1991年の間に、ベネトンとBMSスクーデリア・イタリアから37回グランプリに出場し、ル・マン24時間でさらに大きな成功を収める前はマクラーレンのテストドライバーも務めていた。
「この任務に興奮している理由はいくつかある」とピロは語った。
「私は若いドライバーたちと仕事をして、彼らの成長と向上を手助けすることが好きだ。これまでそうした仕事を行うたびに経験を高めてきた。またこの仕事を行うことを楽しみにしている」
「マクラーレンは私のキャリアで重要な役割を果たしてくれた。F1でのシートを得て、セナ、プロスト、ベルガーと仕事をすることで、自分自身をより高いレベルに引き上げるチャンスを与えてくれた」
「私の役割は、チームとともに最先端のプログラムを作成し、可能な限り最高のドライバーを選抜して、才能を最大限に活用するために必要なすべてのツールを与えるための支援を行うことだ」
「さらに、このプログラムは彼らをマクラーレンのミッション、ビジョン、価値に組み込み、うまくいけばそのうちのひとりはF1チームへと進むだろう」
「我々の重要な財産はインディカーとフォーミュラEチームだ。マクラーレン・ドライバー育成プログラムのメンバーたちに、プロとしてのキャリアにおけるさらなるチャンスが与えられる」
「マクラーレンにはF1における素晴らしい歴史がある。それは私にとって大きな意味があるし、このプログラムの一員となったことを非常に誇りに思っている。この素晴らしい機会を与えてくれたザク・ブラウンとアンドレア・ステラに感謝している」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |