最新記事
【角田裕毅F1第13戦密着】アップデートしたマシンで初日はまさか19番手「1日を通してクルマのバランスに苦しんだ」
2022年7月30日
F1第13戦ハンガリーGPのフリー走行2回目が終了して5分後、予定されていたガレージ裏でのメディアセッションに現れた角田裕毅(アルファタウリ)は、いつになく厳しい表情だった。
それもそのはず、フリー走行2回目での角田のポジションは、なんと19番手だったからだ。
今回、アルファタウリは2台ともフリー走行1回目からアップデートされたマシンを走らせていた。1回目のフリー走行ではピエール・ガスリーが13番手で、角田は14番手に続いたが、2回目のフリー走行ではガスリーは15番手だったのに対して、角田は19番手まで落ちた。
その理由を角田はこう説明した。
「最初のアタックでは最終コーナーでイエローフラッグが出ていたので、少しバックオフしました」
しかし、これが本当の原因ではなく、さらにこう続けた。
「バランスが理想的な状況ではなかったんです。1日を通してクルマのバランスに苦しみました。チームと話し合って、明日までに原因を究明して、改善しないといけない」
どのようにバランスに苦しんでいたのだろうか。アンダーステアがひどかったのか、それともオーバーステアに苦しんだのか。
「どちらもです。右コーナーと左コーナーでもバランスが違っていました。だから、今日は自分のドライビングで合わせて走るしかなかった」
せっかくのアップデートがこれでは入れた意味がない。「フランスGPより後退したと思うか?」と尋ねると、「現時点では正直そうだと言わざるを得ません」と肩を落とした。
メディアが元気づけようと、「明日、雨が降ってくれたほうがいい?」という質問にも、冗談を言い返す余裕はなく、「コンディションは悪くないんです。クルマが速ければ、問題ないので」と回答するしかなかった。
最後に「現時点でQ3進出は厳しそうか?」と尋ねると、「そうですね。何が起こるかわかりませんが、いまは厳しいと思います」と言って、角田はエンジニアリングルームへ消えていった。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |