RedBull

　事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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　レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームでサード兼リザーブドライバ―を務めるアレクサンダー・アルボンは、新レギュレーションで行われるDTMドイツ・ツーリングカー選手権にAFコルセから参戦し、F1と日程が重ならないかぎりはフェラーリのマシンを走らせると明らかにした。

　これは、アルボンがDTMの全8戦中、F1オーストリアGP、オランダGP、シンガポールGPと重なる3戦については欠場することを意味する。F1全23戦への帯同に加えて、アルボンはピレリが行う2022年仕様18インチタイヤのプライベートテストにも参加し、さらにレッドブルのシミュレーター作業をこなす予定もある。

　つまり、レッドブルの2021年型マシン『RB16B』に乗る機会は相当限られるとはいえ、今年はかなり忙しい1年を送ることになる。アルボンとしては、そうした舞台裏の各種業務を担うことで、2022年からのF1グリッド復帰にもつなげたいと考えているのだろう。

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