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F1参戦10年目のピエール・ガスリーが初ポールポジション獲得。角田裕毅はQ2進出ならず【予選レポート/イタリアGP】

2026年9月6日

 9月5日(土)、2026年F1第13戦イタリアGPの予選が行われ、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がF1キャリア初ポールポジションを獲得した。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)となった。

 今季2度目の参戦となった角田裕毅(レーシングブルズ)は17番手。ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティン勢は、フェルナンド・アロンソが21番手。ランス・ストロールは22番手となった。

■Q1:アルピーヌのガスリーが意外な好走。角田裕毅はQ2進出ならず

 18分間のQ1は快晴のもと、気温34度、路面温度56度、湿度32パーセントというコンディションで開始された。セッション開始から1分が過ぎるとミディアムタイヤを履いたリアム・ローソン(レッドブル)を先頭に各車コース入り。

 メルセデス勢、アルピーヌ勢、そしてレーシングブルズ勢がガレージに収まるなか、まずは16台が最初のアタックに臨み、1分22秒631を記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が暫定首位につける。

 一方、ランド・ノリス(マクラーレン)の最初のアタックはターン1でオーバーシュート。ノリスは無線で「ブレーキの何かがおかしい」と不満を述べたが、翌周にアタックをやり直し、フェルスタッペンから0.373秒遅れの暫定5番手につけた。

 最初のアタックを終えた16台がガレージに戻ったQ1中盤、メルセデス勢、アルピーヌ勢、そしてレーシングブルズ勢がアタック入り。角田の最初のアタックは1分23秒755で暫定14番手。チームメイトで暫定12番手のアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)からは0.357秒遅れだった。

 一方、ガスリーが1分22秒612を記録。フェルスタッペンの最初のアタックを0.019秒上回り暫定首位につけた。また、フランコ・コラピント(アルピーヌ)もガスリーから0.050秒遅れながら暫定3番手につけた。

 セッション終盤、Q2進出は安全と判断した暫定2番手フェルスタッペン、暫定6番手と7番手につけるフェラーリ勢に加え、Q1脱落県内の暫定20番手のアロンソがガレージで車両を降りた。

 18台がアタックに臨むなか、リンドブラッドは5番手となる1分22秒727を記録。一方の角田の最後のアタックはリンドブラッドから1.028秒遅れの1分23秒755。特にセクター1でタイムが伸びておらず、角田はセクター1だけでもリンドブラッドから0.6秒遅れていた。角田は17番手となりQ1敗退となった。なお、16番手でQ2進出を決めたカルロス・サインツ(ウイリアムズ)からは0.139秒遅れだった。

 結局Q1最速はガスリーのままチェッカー。2番手フェルスタッペン。3番手ノリス、4番手コラピント、5番手リンドブラッドとなった。

 Q1敗退は17番手角田、18番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、19番手バルテリ・ボッタス(キャデラック)、20番手セルジオ・ペレス(キャデラック)、21番手アロンソ、22番手ストロールの6台となった。

■Q2:フェルスタッペンのアシストも虚しく、ローソンが敗退

 続くQ2は15分間。セッション序盤はレッドブル勢とサインツの3台のみがコース入り。フェルスタッペンがユーズドタイヤで1分22秒573を記録し暫定首位につける。

 残り10分30秒を迎えたところで残る13台もコース入りすると、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分22秒017で暫定首位に浮上。ノリスが0.050秒差の2番手に続き、マクラーレンがワンツーとなる。また、0.109秒差の3番手にはガスリーが続いた。

 残り4分、レッドブル勢とサインツの3台が再びアタック。ただ、ローソンは暫定13番手。このままではQ3でフェルスタッペンにトウ(スリップストリーム)を与える戦略が使えなくなる。

 そこでレッドブルはフェルスタッペンを先行させ、Q2最後のアタックではローソンにトウを与えるように指示。しかし、残り2分でアタックに入ったローソンは、ターン2でピアストリに引っかかりタイムロス。フェルスタッペンのアシストも虚しく、ローソンは14番手に終わった。

 Q2終盤、アントネッリが1分21秒882を記録。Q2を最速で終えて地元のファンに快走ぶりを披露した。以下、2番手ピアストリ、3番手ノリス、4番手ガスリー、5番手ラッセル、6番手フェルスタッペン、7番手リンドブラッド、8番手コラピント、9番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、10番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)までがQ3進出。

 Q2敗退は11番手ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、12番手オリバー・ベアマン(ハース)、13番手ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、14番手ローソン、15番手サインツ、16番手エステバン・オコン(ハース)の6台となった。

 なお、10番手ハミルトンと11番手ボルトレートのタイム差は0.001秒。フェラーリはかろうじて地元で2台揃ってのQ3進出を決めたのだった。

■Q3:初優勝の地で。ピエール・ガスリーがキャリア初PP獲得のサプライズ

 ポールポジションを決める最終Q3は13分間。セッション前半はアントネッリ、ハミルトンがユーズドタイヤ、残る8台がニュータイヤでコース入り。グリッド降格が決定しているアントネッリはラッセルをアシストするこがこのQ3での仕事だ。

 アントネッリはホームストレートでラッセルに対しトウを与えると、その周にラッセルは1分21秒929を記録し暫定首位につける。0.037秒差の2番手にピアストリ、0.072秒差の3番手にガスリー、0.075秒差の4番手ルクレールと、トップ4はかなり僅差の状況だった。

 セッション終盤、全車がコース入り。コース入り順は、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、アントネッリ(ユーズドタイヤ)、ラッセル、リンドブラッド、ルクレール、ハミルトン、ガスリー、コラピントだった。

 ただ、ピアストリはターン1でオーバーシュートし、ノリスにトウを与えることができなかった。そんななか、Q3トップタイムとなる1分21秒786を記録したのはアルピーヌのガスリーだった。その瞬間、アルピーヌのガレージは歓喜の渦に包まれた。

 F1参戦10年目、30歳のガスリーはこれでF1キャリア初のポールポジションを獲得した。

 0.060秒差の2番手はラッセル。0.180秒差の3番手にピアストリが続いた。以下、4番手ルクレール、5番手ハミルトン、6番手フェルスタッペン、7番手アントネッリ、8番手コラピント、9番手ノリス、10番手リンドブラッドとなった。

 なお、アントネッリ、アルボン、ローソンはPU関連エレメントの交換上限を超えたことを理由に、それぞれグリッド降格となる見込みだ。

 2026年F1第13戦イタリアGP、53周の決勝レースは6日(日)の日本時間22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。



(Text:autosport web)


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ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ340
2位ジョージ・ラッセル238
3位ルイス・ハミルトン229
4位マックス・フェルスタッペン221
5位シャルル・ルクレール215
6位ランド・ノリス201
7位オスカー・ピアストリ138
8位アイザック・ハジャー97
9位リアム・ローソン75
10位ピエール・ガスリー41

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム578
2位スクーデリア・フェラーリHP444
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム339
4位オラクル・レッドブル・レーシング332
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム100
6位BWTアルピーヌF1チーム68
7位TGRハースF1チーム30
8位アウディ・レボリュートF1チーム23
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム12
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム7

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