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アントネッリが4度目のPP獲得。ラッセル失速。地元ルクレールがクラッシュ【予選レポート/F1モナコGP】
2026年6月7日
6月6日(土)、2026年F1第6戦モナコGPの予選がモンテカルロ市街地コースで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が4度目のポールポジションを獲得した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ)となった。
世界3大レースに数えられる伝統のF1モナコGP。決勝のスターティンググリッドを決める公式予選は、気温24度、路面温度47度、湿度52パーセントというコンディションで、18分間のQ1より開始された。
■Q1:アウディのボルトレートがクラッシュ。ハースは2台揃ってQ1敗退に
1ミスでバリアにヒットするストリートコースのモンテカルロ。赤旗中断でアタックチャンスが潰えることを避けるため、各車セッション前半から本格的なタイム出しを行なった。
そんななか、残り10分を切ったところでモナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分13秒399を記録し暫定首位に浮上。この時点で2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に0.397秒差をつけていた。
残り5分、ルクレールはさらに1分13秒293までタイムを縮める。一方、フリー走行3回目(FP3)で1分12秒720の最速タイムを記録したアントネッリは、残り5分を切った時点でのベストは1分13秒599の暫定3番手。ルクレールから0.306秒遅れと、FP3からタイムは伸び悩む事態に。
Q1終盤、この時点で14番手につけていたガブリエル・ボルトレート(アウディ)がターン10(ヌーベル・シケイン)イン側のガードレールに左フロントタイヤをヒット。サスペンションにダメージを負いマシンを止めた。これで残り2分11秒というところでQ1は赤旗中断に。

赤旗導入時点でQ1脱落圏内の顔ぶれは、17番手セルジオ・ペレス(キャデラック)、18番手オリバー・ベアマン(ハース)、19番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、20番手バルテリ・ボッタス(キャデラック)、21番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、22番手ランス・ストロール(アストンマーティン)だった。
セッション再開後、この時点でQ2進出を確信した8台はピットにステイ。その一方で中団勢のQ2進出をかけた戦いがスタート。サインツが19番手から10番手までポジションを上げる一方、エステバン・オコン(ハース)が17位に下がることに。
これでQ1敗退は17番手オコン、18番手ペレス、19番手ベアマン、20番手ボッタス、21番手アロンソ、22番手ストロールの6台となった。なお、クラッシュしたボルトレートは15番手でQ2進出というかたちとなった。


■Q2:フェルスタッペンが最速。ラッセルは苦戦模様
続く15分間のQ2。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)以外の14台がセッション前半からニュータイヤを装着した。そんななか、目が覚めるようなアタックを見せたのはアントネッリだった。
アントネッリはQ1の自己ベストを1秒以上縮める1分12秒778を記録して暫定首位に浮上。続けてフェルスタッペンが好アタックを決めるが、アントネッリには0.062秒届かない。
残り6分を切ったところでルクレールがセクター2全体ベストを更新するが、アントネッリのタイムには0.070秒届かない。また、前戦カナダGPのポールシッターであり、選手権2位のジョージ・ラッセル(メルセデス)は苦戦模様が続き、Q2終盤まで8番手という状況だった。
終盤、各車はニュータイヤに履き替えて再びアタックに臨んだ。セクター1を得意とするフェルスタッペンが1分12秒499を記録。アントネッリが記録したタイムを0.205秒上回り、Q2をトップで終えた。
アントネッリは1分12秒704までタイムを縮めるも2番手。3番手にはフェルスタッペンのチームメイトであるアイザック・ハジャー(レッドブル)が続いた。以下、4番手ルクレール、5番手ランド・ノリス(マクラーレン)、6番手ハミルトン、7番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、8番手ラッセル、9番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、10番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)までがQ3進出。
Q2敗退の6台は、11番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、12番手サインツ、13番手ヒュルケンベルグ、14番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)、15番手アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)。そしてQ1でクラッシュしたボルトレートが16番手となった。


■Q3:アントネッリが4度目のPP獲得。今季5勝目に向けて“王手”
ポールポジションを決める最終Q3は13分間。10台中ガスリーを除く9台は序盤からニュータイヤを履いた。残り8分を切り、アントネッリが1分12秒375を記録し首位に浮上する。
セクター1で全体ベストを更新していたフェルスタッペンはターン18でわずかにミス。アントネッリに0.001秒差の2番手でピットに戻った。
フェラーリ勢はハミルトンが0.178秒差の3番手に続く一方、ルクレールはターン3(マスネ)でスライド。そこでアタックを中断し、ピットに戻ったため暫定10番手でセッション終盤を迎えることに。
残り3分、ルクレールが真っ先にラストアタックに入った。セクター1はフェルスタッペンに届かずも、セクター2と3で全体ベストを更新。アントネッリを0.024秒上回る1分12秒351でルクレールがトップに浮上した。
ルクレールのアタック終了後、残る9台がアタックに入った。フェルスタッペンはセクター1とセクター3で全体ベストを更新すると、0.257秒ルクレールを上回った。
ただ、この日の主役はフェルスタッペンではなかった。フェルスタッペンを0.043秒上回ったアントネッリが自身4度目のポールオジションを獲得。アントネッリはどのセクターでも全体ベストを記録できなかったが、1周を見事にまとめて“抜けないモナコ”で最前位置を手にした。
2番手にフェルスタッペン、3番手にハミルトンが続いた。ルクレールは最後に再びアタックに臨んだが、ターン12(タバコ・コーナー)でウォールにクラッシュ。車両はダメージを負い、自走でピットに戻ることは叶わなかったが。それでも4番手で予選を終えた。5番手はハジャー。アントネッリを追う選手権2位ラッセルは、アントネッリから約0.4秒遅れの6番手に終わった。
以下、7番手ピアストリ、8番手ノリス、9番手ガスリー、10番手ローソンとなった。2026年F1第6戦モナコGP、78周の決勝レースは日本時間7日22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。



(Text:autosport web)
関連ニュース
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 179 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 154 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 147 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 108 |
| 5位 | ランド・ノリス | 97 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 82 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 76 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 52 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 10位 | リアム・ローソン | 39 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 333 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 255 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 179 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 128 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 60 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 59 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 6 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |




