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F1マイアミGP FP2:初日はラッセルが最速、上位10台が1秒以内に。フェルスタッペンは修復が間に合わずノータイム

2022年5月7日

 2022年F1第5戦マイアミGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は13番手だった。


 初日FP2は、現地時間午後5時半から始まった。天候は晴れ。この時期の日没時間は午後8時ということもあって、この時間になっても気温32度、路面温度42度と、依然として高温コンディションだ。にわか雨の心配があったが、セッション中の降水確率は10%まで下がっている。


 FP1でクラッシュ、リヤに大きなダメージを受けたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)のマシンは、開始時点ではまだ修復作業は終わっていない。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンも、大掛かりな作業にかかっている。ふたりとも、完全にコクピットから降りている。路面グリップはFP1よりかなり向上したようで、走り始めの時点でカルロス・サインツ(フェラーリ)がミディアムタイヤながら、早くもFP1でのルクレールのトップタイムをしのぎ、1分30秒台に入っている。


 開始後17分、暫定トップのサインツがターン13からの加速でスピン。マシン左側をバリアに当て、セッションは赤旗中断となった。12分後の再開後は、全車がソフト新品に履き替えた。ボッタスは依然として走れずにいるが、フェルスタッペンはコースに復帰した。しかし「ステアリングが重い。まったく曲がらない」と訴えて、スロー走行。右リヤブレーキのオーバーヒートで火を出しながら、何とかピットまでたどり着いた。油圧系に問題が残っているようだ。


 この週末、改良パーツを投入したメルセデスは、直線でのポーパシング(激しい縦揺れ現象)がある程度改善されたように見える。それもあってか、ジョージ・ラッセルが唯一1分30秒台を切るタイムでトップに。ルイス・ハミルトンも4番手に付けている。


 終了13分前、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)が「バランスがものすごくおかしい」と言いながら、ターン9手前でコース脇にマシンを止めた。これで2度目の赤旗中断となったが、4分後にすぐに再開となった。


 このセッションでは、ラッセルが首位をキープ。ルクレールがコンマ1秒差で2番手。3番手ペレス、4番手ハミルトン、5番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、6番手ランド・ノリス(マクラーレン)、7番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、8番手周冠宇(アルファロメオ)、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手ケビン・マグヌッセン(ハース)。首位ラッセルから10番手マグヌッセンまで1秒以内と、タイムは非常に接近している。


 角田はペースが伸びず、ガスリーからコンマ7秒落ちの13番手。ボッタスは結局1周も走れず。フェルスタッペンも修復が間に合わず、ノータイムでセッションを終えた。



(Kunio Shibata)




レース

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ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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