F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリふたりがモンツァのインシデントについて話し合い、わだかまりを解消。「僕がやりすぎた」とルクレール

2026年9月11日

 F1イタリアGP決勝オープニングラップで接触したフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは、素早くわだかまりを解消した。両者はイタリアGPの翌日に話し合いの場を持ち、互いの見解を率直に伝え合ったという。

 グリッド2列目からスタートしたふたりは、1周目に激しくやり合い、ファーストシケイン出口でルクレールがハミルトンをコース外に押し出す形になり、ハミルトンは大きくポジションを落とした。最終的にハミルトンは6位フィニッシュという結果に終わった。ルクレールはインシデント直後はポジションを維持したが、2周目の終わりに単独でクラッシュ、リタイアした。

■ルクレール「2コーナーでやり過ぎた」と振り返る

 スペインGPを前にして、ルクレールはイタリアGPのインシデントについて振り返り、「同じチームのマシンが芝生の上にいるところなど、決して見たくないのは明らかだ」と認めた。

「振り返った後、ルイスと話をした。ターン2で僕がやりすぎたことは自分でも分かっているし、そのことをルイスにも伝えた。今後、何をすべきか、何を避けるべきかは、明確だと思う」

 ルクレールはできる限り話し合いの内容を非公開にしておきたいとした上で、ふたりの関係は悪化してはいないと強調した。

「話した内容について、これ以上詳しいことを話すつもりはない。唯一言えるのは、今回のことが僕たちの良好な関係に影響を与えることは決してなかったし、今後も何かに影響することはないということだ。それが僕にとって最も重要なことだ」

「レースを外から見てみると、他のチームメイト同士の間にも多少の摩擦はあったのに、結局、僕とルイスのことばかりが話題になっている。それはあまり正しいこととは思えない」

「だからといって、僕たちがすべてを完璧にやったという意味ではない。僕はターン2で完璧ではなかったし、映像を見直した後、ルイスにはそのことをすぐにはっきりと伝えた」

「一番重要なのは、状況を明確にし、話し合ったことだと思う。僕がどう感じたかをルイスに伝え、ルイスも自分がどう感じたかを僕に伝えた。レースの興奮が冷めた後で冷静に振り返ってみれば、お互いの見方に完全に納得できていると思う」

シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトン(フェラーリ)のバトル
2026年F1第13戦イタリアGP シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトン(フェラーリ)のバトル

■ハミルトン「足の引っ張り合いはせず、協力し合って最大の結果を出したい」

 ハミルトンはこの話題について詳しく語ることにはあまり積極的ではなかった。

「月曜日にフレッド(フェラーリF1チーム代表フレデイック・バスール)と話をして、率直かつ明確な話し合いをした」とハミルトン。

「当然、意見が異なることは常にあるだろうが、最終的には一つになり、前に進む方法を見つける。ここ15カ月ほどの間に、僕たちが到達した状況の良いところは、そこだと思う。チーム内部で本当に素晴らしいコミュニケーションが取れるようになったし、僕とシャルルの間でも同じだ」

 ハミルトンも、チームメイトと同じように、「このスポーツの歴史を振り返れば、こういうことは以前にも起きている。だから、大したことではない」と指摘した。

 興味深いことに、ハミルトンはモンツァの後、新たな交戦規定については話し合っていないと明かし、次のように説明した。

「いずれ、どうすればもっと良くなれるかについて話し合うことになると思う。でも、振り返って話し合う時間はあまりなかった。2日間で物事を変えることはできない。通常、こういったチーム戦術についての話し合いは、チャンピオンシップが手の届くところに来たときに出てくるものだ」

「素晴らしいと思うのは、話し合いから逃げることが一切なかったことだ。僕と彼だけで、顔を合わせてそのことについて話した。お互いに率直で正直だった。わだかまりを解消できたし、前に進める。今回のことは、彼の成熟ぶりを示していると思う。健全なことだ。時間をかけて築いてきた関係だからこそだ」

 また、チームオーダーについて、ハミルトンは次のように強調した。

「僕が実際に求めていたのは、そういうことではない。互いに足を引っ張り合って4位と5位で終わるのではなく、チームにとって最高の結果を出せるよう、きちんと実行できるようにしたいだけだ。もしかしたら、協力し合うことで表彰台に上がり、もっと多くのポイントを獲得できるかもしれない」

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第13戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

■代表はドライバーたちに慎重な発言を求める

 バスール代表は、イタリアの著名ジャーナリストで、スカイ・イタリアのF1解説者として第一線で活躍するロベルト・キンケロとのインタビューのなかで、「我々には交戦規定がある」と明言した。また、ドライバーたちに対し、発言にはより慎重を期すよう釘を刺した。その理由については、「チーム内で彼らが話していることは、マシンを降りてすぐにメディアに話す内容よりも、はるかに理にかなっているからだ」と説明している。



(text : GrandPrix.com)


レース

10/9(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
10/10(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/11(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ340
2位ジョージ・ラッセル238
3位ルイス・ハミルトン229
4位マックス・フェルスタッペン221
5位シャルル・ルクレール215
6位ランド・ノリス201
7位オスカー・ピアストリ138
8位アイザック・ハジャー97
9位リアム・ローソン75
10位ピエール・ガスリー41

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム578
2位スクーデリア・フェラーリHP444
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム339
4位オラクル・レッドブル・レーシング332
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム100
6位BWTアルピーヌF1チーム68
7位TGRハースF1チーム30
8位アウディ・レボリュートF1チーム23
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム12
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム7

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第17戦シンガポールGP 10/11
第18戦アメリカGP 10/25
第19戦メキシコGP 11/1
第20戦サンパウロGP 11/8
第21戦ラスベガスGP 11/21
  • 最新刊
  • F速

    2026年10月号 Vol.4 2026後半戦展望号