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悲惨なホームGPのフェラーリ。ルクレールはクラッシュ、ハミルトンは『ADUO 2』エンジンでも「ストレートで遅くて戦えなかった」

2026年9月8日

 2026年F1イタリアGP決勝で、フェラーリのルイス・ハミルトンは4番グリッドから6位、シャルル・ルクレールは3番グリッドからスタートしたものの、2周目にクラッシュしリタイアという結果に終わった。

 グリッド2列目についたふたりは、ソフトタイヤでのスタート直後、激しいバトルを繰り広げ、ターン1でハミルトンがインに飛び込んだところ、ルクレールは十分なスペースを空けずにシケインの後半でチームメイトをコース外に押し出した。これによりハミルトンは一時11番手まで後退した。ルクレールはその後、4番手に落ち、2周目の最終コーナーでマシンのコントロールを失い、バリアに激しくクラッシュ、その場でレースを終えた。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ
2026年F1第13戦イタリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ

 ルクレールはその場でしばらく座りこんでいたものの、メディカルセンターでチェックを受け、チームの発表によると、怪我がないことが確認されたということだ。

クラッシュの後、マシンから降りたシャルル・ルクレール(フェラーリ)
2026年F1第13戦イタリアGP クラッシュの後、マシンから降りたシャルル・ルクレール(フェラーリ)

 マシンは大破し、バリアがダメージを負ったため、レースは赤旗中断となった。ハミルトンは赤旗後、ミディアムタイヤを履き、8番手から好スタート、7周目には4番手に浮上。レース中盤は、ハードタイヤのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との4番手争いが続き、ふたりはポジションを頻繁に入れ替えながら周回を重ねた。バーチャルセーフティカー導入下で、2番手アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)と3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はピットストップを行うが、フェラーリはハミルトンをステイアウトさせた。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2026年F1第13戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 それによりハミルトンは一時的にピアストリの後ろの3番手に上がるが、すぐにタイヤが新しいアントネッリとフェルスタッペンに抜かれ、さらにはランド・ノリス(マクラーレン)にもかわされて、最終的にハミルトンは6位フィニッシュという結果になった。

 フレデリック・バスール代表は、次のように一日を振り返った。

「このレースが、特にトップスピードの面で厳しいものになることは分かっていた。そのため、ルイスが周囲のマシンとバトルしたり、オーバーテイクしたりすることは難しかった」

「シャルルについては、2周目の最終コーナーへ向かうところでオスカーと並走していた。その際、コースのダーティーな側へわずかに入ってしまい、マシンのコントロールを失い、バリアに衝突した。かなり大きな衝撃だったので、最も重要なのはシャルルが無事だったことだ」

「もちろん、週末を通して我々に素晴らしいエネルギーとサポートを送ってくれたティフォシに、望んでいた結果を届けることができなかったことを残念に思っている」

 バスールは、バーチャルセーフティカー導入時にハミルトンをステイアウトさせた理由は、ストレートラインスピードの不足により、オーバーテイクが難しく、アントネッリやフェルスタッペンのように、タイヤ交換後にポジションを取り戻すことはできないと考えたためだと説明した。

「バーチャルセーフティカーが出る前、我々はマックスから10秒後方にいた。そしてフィニッシュしたときも10秒後方だった」と、バスールは『Sky Sports F1』に対して語った。

「あの時ピットに入れば、オーバーテイクしなければならない。そして、オーバーテイクは我々が得意とするところではない。そのため、さらに難しくなっていただろう」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=6位(53周/53周)
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

「最新のアップデートをマシンに投入するため、全員がどれほど懸命に取り組んできたかを知っている。サーキットでもファクトリーでも、今なお注ぎ込まれているすべての努力に感謝している」

「ストレートで多少パフォーマンスを失うことは分かっていたし、そのため僕たちにとってはかなり難しいレースになった。マシンには多くの努力が注ぎ込まれているだけに、もっと良い結果を出したかった」

「それでも、今週末から学んだことを今後に生かし、立て直して作業を続けていく。チームはこれからもプッシュし続けるし、次のレースではより強くなって戻ってきたい」

(『Sky Sports F1』に対して語り)「受け入れるのが難しい結果となった。もっと良い結果を期待していたのは間違いない。自分にできることはすべてやった。ただ、ストレートでスピードが足りなかった。そのため、周囲のドライバーたちと、ほとんど戦うことができなかった」

「チーム内部で見直して、何をもっと良くできたのかを考えていく。(リスタートでは)ハードタイヤを履くべきだったと思う。ただ、その場合も何台もオーバーテイクしなければならなかった。本来いるべき位置より後方にいたからだ」

「(バーチャルセーフティカーが導入された時には)ピットに入るものだと思っていたが、そうならなかった。その結果、タイヤを使い切ってしまった」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=リタイア(1周/53周)
3番グリッド/タイヤ:ソフト

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2026年F1第13戦イタリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

「このような形で週末を終えることは、僕たちが望んでいたものではない。ここで気持ちを切り替え、来週のマドリードに目を向けなければならない」

「ホームレースであるここモンツァで応援してくれた、すべてのティフォシに心から感謝したい。僕たちは必ず、より強くなって戻ってくる」



(autosport web)


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ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ340
2位ジョージ・ラッセル238
3位ルイス・ハミルトン229
4位マックス・フェルスタッペン221
5位シャルル・ルクレール215
6位ランド・ノリス201
7位オスカー・ピアストリ138
8位アイザック・ハジャー97
9位リアム・ローソン75
10位ピエール・ガスリー41

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム578
2位スクーデリア・フェラーリHP444
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム339
4位オラクル・レッドブル・レーシング332
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム100
6位BWTアルピーヌF1チーム68
7位TGRハースF1チーム30
8位アウディ・レボリュートF1チーム23
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム12
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム7

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