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ランド・ノリスが語る『LN4フュージョン』。元プレマ代表を召集して狙う目標と野心

2026年9月7日

 2025年F1王者ランド・ノリスが新たなジュニア・シングルシーターチーム『LN4フュージョン』を立ち上げ、2027年のFIA F3、FIAフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ(FIA FREC)、イタリアF4に参戦することを表明。また、参戦申請中の段階ではあるものの、F1直下のFIA F2への参戦も準備が進められている段階だ。

 共同設立者としてこのプロジェクトを先導してきたノリスは、チームの公式サイトのQ&Aで『LN4フュージョン』、そして若手ドライバー育成プログラム『LN4レガシープログラム』について説明した。

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Q:『LN4フュージョン』を立ち上げようと思った理由は?

「僕は大のレースファンだからだね。子供のころからずっとそうだ。そして、運転そのものを愛しているのと同じくらい、他の若手ドライバーを応援することも大好きなんだ。レース観戦も大好き、レースに関わるのも大好きだ。自分が現役を引退しても、ずっとレースに関わり続けたいと思っているよ。レースとの繋がりを保ち、何かの一部となり、他の人を助ける機会にもなるからだね」

「素晴らしいレーシングチーム(できればトップクラスのチーム)を築くために必要なことを理解している僕の経験を活かして、若いドライバーたちがシングルシーターの階段を登っていけるよう、手助けできればと思っている」

Q:『LN4レガシープログラム』とは何?

「LN4レガシープログラムは、能ある若いドライバーが潜在能力を発揮するために必要な資金援助やサポートを受けられない場合、彼らがF1に到達できるよう支援することを目的とした非常にエキサイティングなプログラムだ」

「みんな知っているように、モータースポーツは非常に費用がかかるため、資金面が大きな要素のひとつになる。しかし、それ以外にも、コーチング、メディアサポート、レーシングドライバーとしての活動に必要なあらゆるもの、日々の雑務からF1への準備まで、さまざまな費用がかかるんだ。ただ、資金は確かにドライバーにチャンスをもたらすが、必要なのはチャンスだけではないんだ」

「僕がとても重要だと認識し、僕にとっても極めて重要だったことは、周囲にいてくれた人々だ。これは単にコースに出て運転するだけのことよりも、はるかに深い意味がある。そばからドライバーを支え、率直なフィードバックをくれる人々が必要なんだ」

イタリア・モンツァ近郊で行われたLN4フュージョンの設立発表会

Q:これらの新しいプログラムにおいて、どのような点が違いを生むと期待している?

「僕にとって効果的だったことの多くは、他の人たちにも役立てたいと思っている。もちろん、すべては個人に合わせて調整されるものだから、個人個人でそれぞれ異なるし、さまざまな人々と協力する上で、自分なりの方法を見つけなければならない」

「とはいえ、重要なのは、ドライバーひとりひとりを適切な場所に、適切なサポート役となる人々とともに配置し、それぞれのドライバーが潜在能力を最大限に発揮し、才能がどこまで通用するかを見極める手助けをすることなんだ」

「だから、LN4レガシープログラムは僕にとって非常に重要なものだ。カートからF1ドライバーへと歩みを進め、夢を実現しようとする道のりで、家族からサポートを得られたことがどれほど幸運だったかを、身をもって知っているからだ」

Q:『LN4フュージョン』の将来について、どのような期待を抱いている?

「目標は極めてシンプルだよ。ジュニアカテゴリーにおいて、トップクラスのチームと互角に戦えるチームを築き上げたい。だから、このスポーツで豊富な経験を持つ、非常に強力な人材を集めたんだ。そして、長期的な視点でしっかりとしたチームへと成長させていきたい。そう考えているんだ」

「僕自身、カートからあらゆるカテゴリーを経て、F1へ、そしてワールドタイトル獲得までの道のりを経験してきた。だから、レーシングドライバーとして周囲に適切な人材やチームがいることがどれほど重要かを理解している。僕たち全員が、トップクラスのジュニアレーシングチームを作り上げるという同じ野望を持っている」

ランド・ノリスが設立した『LN4フュージョン』のカラーリングを纏うFIA F3車両

Q:ランドが達成したい長期的な目標は何?

「僕にとって一番大切なのは、レースに深く関わり続けることができることなんだ。これは非常に長期的なプロジェクトで、2年、5年、10年といったものではないんだ。願わくば、もっと長く続いてほしいと思っているよ」

「大切なのは、自分が常にサポートできるチーム、自分が本当にその一員だと感じられるチーム、家族のような存在、テレビで見多彩にクルマを応援できるチームを持つことだね。今のところ、僕が応援しているのは過去に所属していたチームや、特定のドライバーに限られているけど、LN4フュージョンは僕のチームであり、長年にわたって僕たちで作り上げていく物語であり、それは若手ドライバーたちを応援していくことでもあるんだ」

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 LN4フュージョンは、かつてプレマ・レーシングを率いたルネ・ロジンがチーム代表を務め、技術面と競技面を統括するレーシングディレクターには、プレマ・レーシングの全盛期を支えたギヨーム・カピエットが就任している。強力な人材とともに、2027年にさまざまなシリーズへの参戦を開始するLN4フュージョン。どのような歩みを進めるだろうか。



(Text:autosport web)


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