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コラピントのペナルティをスポンサーが過激に批判。FIAはスチュワードへの誹謗中傷を非難する声明を発表

2026年8月26日

 アルピーヌのフランコ・コラピントがF1オランダGPで科されたペナルティについて、彼の大型スポンサーが批判、一部ファンもFIAスチュワードをオンライン上で誹謗中傷の標的にしている事態を受け、FIAはこうした行為を強く非難する声明を発表した。

 レース1周目の終わりにレッドブルのマックス・フェルスタッペンが大クラッシュを喫し、イエローフラッグが提示された。その際、ダブルイエローフラッグ下で追い越しを行ったため、コラピントとレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドはドライブスルーペナルティを受けた。

 コラピントの違反行為と裁定について、スチュワードは次のように説明している。

「43号車(コラピント)は14コーナー進入時に22号車(角田裕毅/レーシングブルズ)の後方にいたが、1周目終了時のライン手前にあるダブルイエローフラッグ区間で22号車を追い越した」

「通常、この違反には10秒間のストップ&ゴーペナルティが必要となる。しかしスチュワードは、この時点でコース上に大量のデブリが存在していたことによって生じた複雑な状況を認識し、それを情状酌量の事情として考慮した」

 コラピントはレース中に再びイエローフラッグ規則違反を犯し、10秒のタイムペナルティを受けた。

「43号車は、ダッシュボード上に視認可能な警告が表示されていたにもかかわらず、明確に速度を落とすことなくシングルイエローフラッグ区間を通過した」とスチュワードは指摘。そのうえで、「この違反は危険なもの、あるいは著しく悪質なものとはみなされなかったため、適用可能なペナルティの中でも軽いものを科す」

 スチュワードは、2回とも寛大な措置を選んだにもかかわらず、ネット上で攻撃を受けた。コラピントの主要スポンサーであるメルカド・リブレの最高マーケティング責任者ショーン・サマーズは、自身のXアカウントを通して、スチュワードに対する攻撃的なコメントを発表した。

フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年F1第12戦オランダGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)

「FIAのスチュワードはF1の健全性を破壊している。今季、彼らはひどい仕事をしており、レース結果に影響を及ぼしている。無能なのか? 不誠実なのか? それとも両方なのか? あの組織の文化には、何か重大な問題がある」という文章をサマーズは投稿した。

 これに続いて、多数のアルゼンチンのファンがオンライン上で攻撃的なコメントを発した。コラピントに関する話題において、コラピントの母国アルゼンチンの一部ファンは感情的になりやすく、非常に大きな声を上げることで知られている。

 こうした状況を受け、FIAは今回の非難を強く非難する声明を発表した。

「オランダGP後、FIAスチュワードは、FIA規則に沿ってスポーツ上のペナルティを適用したことで、オンライン上での誹謗中傷の標的となった」とFIAはコメントしている。

「『ユナイテッド・アゲインスト・オンライン・アビューズ連合(UAOAオンライン誹謗中傷への結束連合)』は、あらゆる形態の誹謗中傷やハラスメントを非難する。裁定に異議を唱えることはスポーツの一部であるが、それが脅迫や個人攻撃を正当化することは決してない」

「2023年、FIAはアメリカGP後にスチュワードの1人が集中的な誹謗中傷を受けたことをきっかけに、『ユナイテッド・アゲインスト・オンライン・アビューズ連合』を立ち上げた」

「我々のスポーツに関わるすべての人々に対し、オンラインでもオフラインでも、敬意と責任を持って関わるよう求める」



(GrandPrix.com)


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