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ウイリアムズ、終盤の同士討ちでノーポイント。サインツ「かなり磨耗したタイヤでロックした。アルボンとチームに謝りたい」

2026年8月25日

 2026年F1第12戦オランダGP決勝で、アトラシアン・ウイリアムズF1チームはカルロス・サインツが16位、アレクサンダー・アルボンが17位でレースを終えた。ウイリアムズのふたりは終盤まで中団でポジションを争ったものの、66周目にチームメイト同士で接触し、ポイントを獲得することはできなかった。

 決勝前には雨が降ったものの、フォーメーションラップを迎えるころには路面が乾き、両車はソフトタイヤを選択。16番グリッドのアルボン、17番グリッドのサインツはともにクリーンなスタートを切ったが、1周目の最終コーナーでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュしたため赤旗となった。

 その後はピット出口の赤信号やオリバー・ベアマン(ハース)のストップによって仕切り直しが続き、最終的にアルボンは13番手から新品ハード、サインツは19番手から新品ソフトでレースを再開した。再開後は両者ともポジションを上げ、アルボンは他車のペナルティやピットストップもあって23周目には7番手まで浮上。サインツも10番手まで順位を上げ、後続を抑えながら走行した後、31周目にハードへ交換した。レース後半はタイヤ戦略によって順位が入れ替わり、アルボンとサインツはアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、エステバン・オコン(ハース)、ガブリエル・ボルトレート(アウディ)らと中団で争う展開となった。

 しかし、レース終盤に状況が一変する。フレッシュなタイヤを履くアルボンがサインツに追いつき、66周目のターン1で2台が並んだところで接触。ともにエスケープロードへ飛び出し、アルボンはその後ピットに戻ってリタイアとなった。サインツは走行を続けたものの、この接触で10秒ペナルティを科され、16位でフィニッシュ。アルボンは17位完走扱いとなった。

 サインツは無線で、ターン1の大きなバンプを踏んだ際にタイヤをロックさせたと説明。レース後にもアルボンとチームへ謝罪し、摩耗したハードタイヤでバンプ上からブレーキングしたことでマシンを止めきれなかったと振り返っている。

 チーム代表のジェームス・ボウルズは、ウエットとドライ路面が混ざり合った状況ががもう少し長く続けば「面白いレースになった可能性があった」としながらも、現状について「マシンにペースがない」と認めた。また、サインツを非常に摩耗したタイヤで走らせる難しい状況に置いたことにも触れ、順位にかかわらず同じ強い姿勢で戦えるようにする必要があり、週末を通じてマシンにダメージが蓄積したため、次戦モンツァまでの期間を使って立て直しを図ると語った。

■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)
決勝=16位(70周/72周)
17番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ハード→ソフト

2026年F1第12戦オランダGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
2026年F1第12戦オランダGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)

「まず、レース終盤の接触についてアレックスとチームに謝りたい。かなり摩耗したハードタイヤを履いていて、ターン1のバンプ上でブレーキングした際にロックしてしまい、マシンを適切に止めることができなかった。すでに厳しい週末だっただけに、あのような形で終えることは当然ながら一番避けたかった。改めて、彼とチームに謝りたい」

「週末全体を通して良いリズムをつかむのに苦労し、抱えていた問題を探るためにいくつものテストを行わなければならなかった。そのため後手に回り、今日はそれ以上の結果を争うことができなかった」

「ポジティブだったのは、いくつか解決策を見つけ、今後のレースにつながる良い学びを得られたことだ。モンツァではもっと強くなって戻ってきたい」

■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)
決勝=17位(66周/72周)
16番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード→ミディアム

2026年F1第12戦オランダGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2026年F1第12戦オランダGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

「今日はクリーンエアではマシンの感触が良く、中団のペースからもそれほど離れていなかったので、ポジティブな部分はある。カルロスとの件は、レースでは起こり得るインシデントのひとつだった。同じコーナーを狙っていて、彼がロックアップした。僕たちが望んでいた週末の終わり方ではないし、チームにとっても必要のないことだけど、起きてしまったことは仕方がない。いつものように一緒に話し合うよ」

「今日の戦略については見直す必要がある。僕たちはフェルナンド(・アロンソ/アストンマーティン)と争っていて、最終的に彼は僕たちより前でフィニッシュした。自分たちのレースをするのではなく、アンダーカットの可能性に反応したことで、最初のピットストップが早すぎたと思う。その結果、多くのブルーフラッグに遭い、ダーティエアにも捕まって、第2スティントが難しいものになった。チームとしてすべてを振り返り、モンツァではもっとクリーンな週末にしたい」



(Text : autosport web)


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