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キャデラックはトラブルにより2台リタイアで前半戦終了「困難は予想していたが、立て続けに問題が起きて悔しい」とペレス

2026年7月28日

 2026年F1第11戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、キャデラックF1チームはセルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスともにリタイアでレースを終えた。


 キャデラックのふたりは、ともにミディアムタイヤでレースをスタート。21番グリッドのボッタスは、レース前半のうちにひとつ順位を挙げた。しかし14周目、ボッタスは「ブレーキを踏むと、コックピットのなかにかなりの煙が入ってくる」と無線で報告。これに対してチームは安全なところにマシンを止めるよう指示し、ボッタスはピットレーンに戻った。

 一方ペレスは、予選後にパルクフェルメ下にあるマシンのサスペンションのセットアップを、FIAのテクニカルデリゲートの許可なく変更した。これはF1のレギュレーションのB3.5.3とB3.5.4に違反しており、ペレスはピットレーンからレースをスタートすることに。21番手を走っていた21周目に最初のピットストップを行って2セット目のミディアムを投入。46周目にはソフトタイヤに交換したが、その後スローダウンし、左のフロントサスペンションの問題を報告した。ペレスは低速で走りながらピットを目指したが、戻ることができず、途中でコースサイドにマシンを止めた。

 ハンガリーGPを終え、チーム代表を務めるグレアム・ロードンは、「2台揃ってリタイアというのは、我々が望んでいたシーズン前半戦の終わり方ではない。しかし新たなものを築き上げる過程には困難が伴うものだ。今日何が起きたのかを正確に理解し、直面した課題に確実に対処していく必要がある」とコメント。また、新チームとしての前半戦を終え、ロードンは「多くの面で大きな進歩があり、チーム全体としての献身的な姿勢や懸命な努力は、依然として非常に強力なものだ」とチームを称えた。


「参戦初年度の前半戦において、我々はチームとして多くの成果を上げた。もちろん、常にもっとたくさんの成果を求めており、ザントフォールトではより強くなって戻り、またプッシュできると確信している」


■セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
決勝=DNF(48周/70周)
ピットレーン/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ソフト

フランコ・コラピント(アルピーヌ)&セルジオ・ペレス(キャデラック)
2026年F1第11戦ハンガリーGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)&セルジオ・ペレス(キャデラック)

「難しいレースだった。第1スティントではマシンのバランスに苦しみあちこちで滑ったが、ドライビングを適応させることができたので、第2スティントではかなりいい走りができた。それでもマシンに何かの違和感があったので、何が起きていたのかを正確に理解することが重要だ」


「新しいチームとして、僕たちは何度か困難に直面することは予想していたけれど、最近立て続けにトラブルに見舞われているのは悔しい。シャットダウン期間に入る前の来週を使い、あらゆる面で懸命に取り組んで、シーズン後半にはより強くなって戻ってこられるようにしたい」


■バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
決勝=DNF(13周/70周)
21番グリッド/タイヤ:ミディアム

バルテリ・ボッタス(キャデラック)
2026年F1第11戦ハンガリーGP ブレーキがオーバーヒートし、ピットに戻ろうとするバルテリ・ボッタス(キャデラック)

「残念ながら、ブレーキのオーバーヒートによって僕のレースは終わった。ブレーキ冷却を改善するためのアップデートを投入していたので悔しいけれど、過酷なコンディションとこのサーキットの特性を考えると、それでは不十分だった。これもチームとしてのひとつの学びだ。再発を防ぐため、夏休み前の1週間を使ってこの問題の解決に取り組んでいく」


「ウイリアムズとの差を以前よりも縮められたという点では、この週末から得られたポジティブなこともある。新規チームとして、予想通り厳しいシーズンのスタートなったけれど、誇りに思える瞬間も数多くあったし、シーズン後半に向けても楽しみな要素がたくさんある」



(Text : autosport web)


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