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フェラーリ、表彰台に届かず落胆。ペナルティも受けたハミルトン「VSC下のピットインは必要なかった」

2026年7月28日

 2026年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4位、ルイス・ハミルトンは5位という結果にとどまった。


 予選2番手のハミルトンは、他車妨害のペナルティで3グリッド降格され、5番グリッドからのスタートに。代わって予選3番手のルクレールが2番グリッドに繰り上がった。ふたりはスタートタイヤにソフトを選択、新品タイヤのハミルトンは、決勝1周目に4番手に上がり、3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に仕掛けるが、前に出ることはできず。ユーズドタイヤを装着したルクレールは5番手に後退し、2台はその位置を維持してファーストスティントを走った。

 ハミルトンは13周目にハードタイヤに交換、翌周にフェルスタッペンがカバーのためにピットインするものの、ハミルトンは前に出ることに成功した。しかしその後、フェルスタッペンにコース上で抜かれ、ハミルトンは再び後ろの位置に後退した。ルクレールは16周目にタイヤ交換を行い、マクラーレン2台、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がトップ6を形成し、それぞれがセカンドスティントを走行した。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1第11戦ハンガリーGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 そのなかでハミルトンが最初に30周目に2回目のピットストップを行い、ハードからハードに交換、ルクレールは36周目まで遅らせて、同じくハードからハードに履き替え、ハミルトンの後ろでコースに復帰した。41周目にソフトタイヤに交換したフェルスタッペンはフェラーリ2台の間でコースに戻った。


 ハミルトンが2番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を追っていたところ、56周目にピアストリがトラブルでコース脇に停止。これでハミルトンは2番手、ルクレールは4番手に上がったが、バーチャルセーフティカー下でトップのランド・ノリス(マクラーレン)、ハミルトン、ルクレールはタイヤ交換を実施。一方、53周目にタイヤ交換を済ませていたアントネッリは当然のことながら、ソフトタイヤで長いスティントを走っていたフェルスタッペンもステイアウトを選択。大きなリードを築いていたノリスはトップでコースに復帰したが、フェラーリ勢はフェルスタッペン、アントネッリの後ろになってしまった。


 ハミルトンはコースに戻る際に、ステイアウトしていたアントネッリとほぼ並ぶ状態で、前に出たものの、僅差でセーフティカー2ラインではアントネッリが前にいたことが判明、アントネッリにポジションを戻した。


 その後、コース上でアントネッリを抜き返そうとしたハミルトンだが、抜くことができず。さらに、ピットレーンでの速度違反により5秒ペナルティを科されてしまった(0.1km/h超過)。ハミルトンがアントネッリのすぐ後ろを走り続けるなかで、後ろのルクレールがハミルトンの5秒以内の位置まで追い付いてフィニッシュ。そのため、ルクレールが4位、ハミルトンが0.700秒差の5位という最終結果になった。


 なお、ルクレールは58周目に決勝全体のファステストラップを記録した(1分22秒000)。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2026年F1第11戦ハンガリーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 ドライバーズランキングでは、首位アントネッリとの差は50ポイントに拡大したものの、ハミルトンが2位を維持(169ポイント)。3位ラッセルとの差は4ポイント広げた。ルクレールは4位に位置している。フェラーリはメルセデスに続くコンストラクターズランキング2位で、その差は72ポイントとなっている。


■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=4位(70周/70周)
2番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード→ソフト

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2026年F1第11戦ハンガリーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

「スタートでいくつか順位を落としてしまった。そして、このようにオーバーテイクが難しいコースでは、そこから挽回することはできなかった」


「僕にとって今回のレースで最大の課題はグリップだった。現世代のマシンはわずかなコンディションの変化にもとても敏感で、同じタイヤコンパウンドでもスティントごとにフィーリングが大きく異なることがある」


「金曜日は好調に見えたが、ライバル勢はかなり保守的に走っており、予選を終えた時点で、実際には当初考えていた以上に厳しい戦いになることが分かった」


「今季は、苦戦すると予想していたサーキットでとても良いパフォーマンスを発揮したことがある一方で、得意だと考えていたサーキットで目標を達成できないケースもある」


「マラネロのファクトリーとサーキットの両方で、チーム全員が素晴らしい仕事をしてアップグレードを投入してくれた。そのおかげで着実な進歩を遂げ、2勝するなど、競争力を発揮することができた」


「ここで少しリフレッシュし、ここまでのシーズンをしっかり分析したうえで、サマーブレイク後もこの良い流れを維持しながら、さらに強くなって戻ってきたい」


■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=5位(70周/70周)
5番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード→ソフト

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第11戦ハンガリーGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

「シーズン前半を通してチーム全員が積み重ねてきた努力に、本当に感謝している。僕たちは確かな進歩を遂げてきたし、今週末もマシンの競争力は高かった。それはとても前向きな材料だ」


「だからこそ、十分なポテンシャルがありながら、このような結果しか持ち帰れなかったことに悔しさを感じる。ファクトリーでもサーキットの現場でも、全員が僕たちを前進させるために懸命に働いてくれた。その努力を、本来獲得できたはずの結果につなげられなかったのは残念だ」


「僕はここ数戦、多くのポイントを取りこぼしてしまった。それでもランキングではまだ2位につけているし、シーズンはまだ長い。これからもチャンスは数多く残されている」


「サマーブレイクは気持ちをリセットし、エネルギーを充電する良い機会になる。同じ決意を持って戻り、努力を続け、改善を重ねていく。シーズン後半は力強く戦えると確信している」


(『Sky Sport F1』にバーチャルセーフティカー下のピットストップについて語り)「僕としては、あの時、ピットストップをするべきではなかったと思う。ただ、その指示はピットレーン入口の直前に出されたから、議論する時間はなかったし、下された判断を信頼するしかなかった」


「後から考えれば、あの時点ではタイヤの状態はまったく問題なかった。おそらくマックスには抜かれていただろうが、それでも少なくとも3位は守れたと思う」


「そして、あのピットストップによって、最終的に科されたピットレーン速度違反のペナルティを受けるきっかけを自ら作ってしまった」



(autosport web)


レース

9/11(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
9/12(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
9/13(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ267
2位ジョージ・ラッセル201
3位ルイス・ハミルトン191
4位ランド・ノリス171
5位シャルル・ルクレール155
6位マックス・フェルスタッペン127
7位オスカー・ピアストリ116
8位アイザック・ハジャー71
9位リアム・ローソン51
10位ピエール・ガスリー41

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
2位スクーデリア・フェラーリHP346
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム287
4位オラクル・レッドブル・レーシング204
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム75
6位BWTアルピーヌF1チーム62
7位TGRハースF1チーム21
8位アウディ・レボリュートF1チーム16
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム11
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム3

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
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第15戦アゼルバイジャンGP 9/26
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