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「恐ろしい」「日本の比ではない」データ量に驚愕。坪井翔、ハースのファクトリーで“F1の裏側”に触れ富士テストに備える
2026年7月23日
いよいよ来週7月28〜29日に迫ったTGRハースF1チームの富士TPC(旧車テスト)。今年は坪井翔と福住仁嶺が参加することが、すでに発表されている。
ふたりとも7月は全日本スーパーフォーミュラ選手権をはじめ、他のレースカテゴリーの参戦などで多忙な日々を過ごしているなか、TPCに向けた準備も進めている。その中でも、富士でのTPCは昨年に続き2度目の参加となる坪井が、新たな経験を積んだようだ。
■セッション中のファクトリーで“異世界”を体感
7月1日まで行われたスーパーフォーミュラの公式テストを終えた翌日にイギリスへ向かう機内にいる様子が、自身の公式インスタグラムのストーリーズに投稿されていた。これについて、その週末にシルバーストンサーキットで開催されたF1イギリスGPのパドックにいた加地雅哉TGRグローバルモータースポーツディレクターに聞くと「ファクトリーに行っています」とのこと。
そこで何をやっていたのか、坪井に聞くと「F1は、(セッション中は)裏でファクトリーも稼働していて、今回初めて裏側の動きがどうなっているのかというところを見てきたのと、実際のデブリーフィングやチームとの会話も全部聞けるので、 F1のレースウイークの進め方というのを間近で勉強させていただきました」と回答。
スーパーフォーミュラなど日本国内のレースでは、現場にいるエンジニアおよびデータエンジニアによる分析が主だが、F1の場合は現地にいるエンジニアに加えて、チームのファクトリーでデータ分析をするスタッフが何十名かいる。セッション中はリアルタイムで現場とやり取りし、迅速なデータ分析やセットアップの方向性決定に必要な情報をまとめている。
ちなみにホンダも、栃木県にあるHRC Sakuraの施設内に、専用のオペレーションルームである『Sakura Misson Room』を設けており、現場から送られてくるデータをもとに、パワーユニットの状況をリアルタイムでモニタリングしている。
「現場の雰囲気は鈴鹿(今年の日本GP)でいろいろ経験させてもらいましたが、その時はFP1の内容しか聞けない感じでした。でも今回は初めて、レースの作戦やタイヤの使い方など、そのレースウイークのプログラム全部を勉強できました」と坪井。日本GPでは、主にドライバーとエンジニアのやり取りをメインに聞いていたようだが、今回のイギリスGPではエンジニア同士の無線交信も含めた“裏側のやり取り”なども把握することができたようだ。
「(当日は)僕はオペレーションルームとは別の、 レースメンバーとは違うTPCのエンジニアがいるところで、基本的にそのエンジニアとコミュニケーションを取れる環境の場所にいました。オペレーションルームだと(セッション中は)あまり雑談もできないような状態なので、どっちかというとその部屋の中にいるというよりは、別の部屋で無線などを聞いて情報を見ながらやっていたので、(場所は違うが得られる情報は)基本的には一緒、みたいな感じです」
このような状況下でも、坪井にとっては得るものが大きかった模様。「鈴鹿のFP1ではセッション中の状況しか分からなかったですけど、今回は事前準備の段階から、終わった後のミーティングまで全部聞いて、その次に何をするかというエンジニアとの会話も。それを2台とも全部聞いていたので……正直“てんやわんや”になっていましたけど(苦笑)、本当に濃い時間を過ごさせていただきました」と振り返った。
改めて、ファクトリーでF1のレースウイークを過ごしたなかで驚いたことについて聞くと「やっぱりF1って、いろんな人が関わって、裏で動いているんだなと思いました」と坪井。
「ドライバーが感じ取ったことをエンジニアやデータエンジニアがセットアップを考えてレースをする。実際に日本でも(ピットの)後ろでいろんなことを考えている人はいると思うんですけど、F1はその比じゃないです。工場の中でもデータを集めて『こうしたほうがいい』みたいな議論があります」
「実際にエンジニアさんも、とんでもない量のデータを見て、どれを調整するかというところも含めて……それもリアルタイムにすごい量の情報が入ってくるので『恐ろしいな』と思いましたね。データは、あればあるほど嬉しいでしょうけど、逆にあればあるほど困る時もあるので、それを整理する環境やデータ量は、ちょっと日本の比ではないですね。それを現場ではなくて、工場にそれだけの人がいて、動いているというのは、ちょっとビックリしました」

驚いただけでなく、新しい経験のなかで“学び”があったという坪井。
「どういうふうにその人たちが動いているかというのが見れたことで、コメントの仕方やコメントの量、コメントしないといけない分野も変わってきます。ただ『アンバーだ、オーバーだ』の話だけじゃなくて、エネルギーマネジメントの事など細かい話まで説明しないとわかってもらえないし、いい情報につながっていかないので、そこはまたひとつ勉強になりました」
今回初参加となる福住仁嶺も、スーパーフォーミュラの富士大会前に渡欧し、シート合わせとシミュレーターをこなしてきたとのこと。詳細については話ができなさそうな雰囲気だったが、来週に迫ったTPCに向けて、限られた時間のなかで着実に準備が進んでいる様子だった。
(Tomohiro Yoshita)
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| 9/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 9/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 9/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 267 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 201 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 191 |
| 4位 | ランド・ノリス | 171 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 155 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 127 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 116 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 71 |
| 9位 | リアム・ローソン | 51 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 41 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 346 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 287 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 204 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 75 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 62 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 16 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 3 |


