ピアストリ「大事故にならず運がよかった。ルクレールには最低でも黒白旗は出すべき」クラッシュを不問に付す裁定に納得せず
2026年7月21日
2026年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは5位、ランド・ノリスは7位という結果だった。
ピアストリは6番グリッドからミディアムタイヤでスタート。1周目に起きた事故を避けて、4番手に浮上、前を走るシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのバトルになった。
その際にレ・コームへのブレーキングでアウト側にいたピアストリの方にルクレールが寄せるような形になり、接触が発生。ピアストリはフロアにダメージを受け、チームによると1周0.2〜0.3秒のロスを被ったという。ペースを補うためによりプッシュしなければならず、それがタイヤのデグラデーションを加速させたということだ。
このインシデントは審議対象になったが、スチュワードは、そのコーナーでピアストリがオーバーテイクできた可能性はなく、ルクレールはわずかに左に動いたものの、ピアストリを故意にコースから押し出したわけではないとして、ルクレールにペナルティを科さなかった。
ピアストリはルイス・ハミルトン(フェラーリ)に抜かれた後、フェラーリ勢とともにバーチャルセーフティカー下でピットストップを行い、ペナルティを消化したハミルトンの前の5番手でコースに復帰。ノリスのピットインで4番手に上がったが、40周目にコース上でハミルトンに抜かれて5位フィニッシュとなった。

ノリスは予選3番手を獲得したものの、パワーユニット(PU)にシーズン4基目のコントロールエレクトロニクスユニットを投入したことで10グリッド降格ペナルティを受け、13番グリッドからスタート。最初にハードタイヤを履き、ファーストスティントを長く取る戦略を選択した。
1周目のセーフティカー導入で10番手に上がり、リスタート後にはオーバーテイクを繰り返し、他車がピットストップを済ませた段階でもステイアウトし、21周目には首位に立った。その後、徐々に順位を下げ、ピアストリに追い付かれた後、30周目にピットイン。しかしその際に左リヤタイヤの交換で技術的なトラブルが発生、時間をロスしたことで、ミディアムタイヤでのセカンドスティントは8番手から開始することになった。
ガブリエル・ボルトレート(アウディ)を抜いた後、11秒前方を走るアイザック・ハジャー(レッドブル)を猛追。13周連続でファステストラップを更新し、最終ラップに1分48秒890を記録したが、0.707秒届かず、7位でフィニッシュした。
チームは、バーチャルセーフティカー導入のタイミングは、ハードタイヤスタートのノリスがタイヤ交換を行うには早すぎて見送ったものの、後から考えれば、ピアストリとのダブルスタックを行う戦略の方が良かったかもしれないと述べている。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=5位(44周/44周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日は、特に第1スティントでペースが良かった。表彰台も十分狙える位置にいたことは、前向きな材料だ」
「ただ、僕たちにとって決して簡単なレースではなかった。シャルル・ルクレールとの接触で負ったダメージによって1周あたりコンマ数秒を失い、第1スティントはかなり苦しい戦いになった。第2スティントでは多少挽回できたものの、必要以上に難しいレースになってしまった」
「もう少しパフォーマンスを高める必要がある。現状ではトップ勢より一歩遅れている感覚があり、簡単な状況ではない。今後投入予定のアップデートがその差を縮め、より安定して戦える助けになればと思う。ハンガリーで何ができるか見てみたい」
(ルクレールの行為にスチュワードがペナルティを科さなかったことについて、レース後に語り)「僕は白線の上まで追いやられた。まず何より、もっと大きなクラッシュにならなかったのは本当に運が良かったと思う。ブレーキングゾーンに入る直前でホイール同士が接触したんだからね」
「僕はいったいどこに行けばよかったというのか。全く分からないよ。何の処分もなかったというのは……。必ずしもペナルティを科すべきだったと言っているわけではない。でも、少なくとも黒白旗による警告くらいはあってもよかったと思う」
「もし、ああいうことが問題ないという判断になるなら……。接触そのものはレースでは起こり得ることだ。でも、相手に本当に最低限のスペースしか残さなくても処分されないという前例を作ってしまうのは、決して望ましい状況ではないと思う」

■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=7位(44周/44周)
13番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
ファステストラップ 1分48秒890(44周目)

「複雑な気持ちだ。今週末はマシンのフィーリングがとても良く、ペースも強力だったので、表彰台を争えるだけのポテンシャルがあったと思う。マシンバランスが良くて自信を持って走ることができ、マシンがどう動くかも完全に把握できていた。それは今後に向けてとても大きな収穫だ」
「一方で、結果については少し残念だ。今日は不利になる要素がすべて重なってしまった。バーチャルセーフティカーのタイミングに恵まれず、それがライバルには有利に働いた。さらにピットストップで技術的な問題が起き、大きなタイムロスを喫した。それが最終的には順位や獲得ポイントに直結した」
「素晴らしい結果を出せるだけのペースがありながら、このような要因で阻まれるのは本当に悔しい。何が起きたのかをしっかり分析し、ハンガリーの前に学習したい」
(autosport web)
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| 7/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 7/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 7/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 219 |
| 2位 | ルイス・ハミルトン | 169 |
| 3位 | ジョージ・ラッセル | 160 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 138 |
| 5位 | ランド・ノリス | 128 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 109 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 92 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 68 |
| 9位 | リアム・ローソン | 43 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 379 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 307 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 220 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 177 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 66 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 61 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 12 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |



