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ハミルトン「金曜日の魔法は消えてしまった」とセットアップに後悔。フェラーリはSC時のピットインには議論の余地ありと認める

2026年7月7日

 2026年F1イギリスGP決勝で、フェラーリのルイス・ハミルトンは3位でフィニッシュ、今季5回目の表彰台を獲得した。


 3番グリッドから1周目にポールシッターのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を抜いて2番手に浮上。しかしスタートシグナルの前にごくわずかに動いたことが判明、5秒のタイムペナルティを宣告された。

 ハミルトンは首位を行くチームメイトのシャルル・ルクレールよりペースが悪く、次第に引き離されていき、11周目にはアントネッリに抜かれ、3番手に。23周目にピットインし、ペナルティを消化するとともに、ミディアムタイヤからハードに交換し、6番手でコースに復帰。ファーストスティントで後ろを走っていたジョージ・ラッセルが同時にピットインし、ハミルトンの前に出る形になった。


 その後、ラッセルとハミルトンは、3番手を走るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のすぐ後ろに追い付き、僅差の戦いになるが、ラッセルが34周目にスローパンクチャーのために緊急ピットイン。ハミルトンは38周目、フェルスタッペンをかわして3番手に上がった。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1第9戦イギリスGP決勝 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 41周目にアントネッリがマシンの不調によりピットインしたことで、ハミルトンはルクレールに続く2番手に復帰した。48周目にフェルスタッペンがコースオフし、セーフティカーが出動。その際にルクレールとハミルトンはタイヤ交換を行い、ソフトを装着。ルクレールは首位を維持してコースに戻ったが、3番手を走行していたラッセルがステイアウトしたため、ハミルトンは3番手に後退した。


 ハミルトンはラッセルに対してリスタートで有利なタイヤを装着していたものの、セーフティカーは最終ラップまで維持され、追い越す機会がないまま3位フィニッシュという結果になった。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第9戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

 レース後、チーム代表フレデリック・バスールは、「ルイスをピットへ入れた判断が正しかったかどうかについては議論の余地があるだろう」と認めた。「しかし、もしこちらがピットインせず、ラッセルがピットインして新品のソフトタイヤを履いていたら、我々は使い古したハードタイヤのまま彼の前を走ることになり、大きなリスクを負うことになっていた」


「また、セーフティカーの導入があれほど長引くとは少し予想外だった。我々はレースが再開されるものと考えていたのだ。今回の判断については、いくらでも議論できる。だが、もし今まったく同じ状況に置かれたとしても、私は同じ判断を下すだろう」


 レース後、38周目のターン9でのシングルイエローフラッグを無視した疑いで、ハミルトンの調査が行われた。その結果、スチュワードはハミルトンは減速を行っていなかったと判断、しかしペナルティを軽減する要因があるとして、ドライビングに関する戒告という処分にとどめた。スチュワードが考慮した事実は、ハミルトンがイエロー表示前に該当するセクターへ進入していたこと、ステアリングホイールのディスプレイにイエロー表示が現れたのはイエローフラッグゾーンの終端付近だったこと、そのため反応できる時間および距離が極めて限られていたこと、さらに、直前にフェルスタッペンとバトルを行っており、そちらにハミルトンの意識が集中していたことだった。


 ハミルトンは3位を維持し、ルクレールとともに表彰台に登壇。ドライバーズランキングでは、147ポイントで3位、首位アントネッリが決勝でノーポイントに終わったため、その差は32ポイントに縮まった。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第9戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が3位を獲得

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=3位(52周/52周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト


「チームの皆、そしてシャルルにおめでとうと言いたい。彼は今日、素晴らしい仕事をした。もちろんチームとして1-2フィニッシュを決めたかった。でもとても前向きな結果なのは確かだし、正しい方向へ向けたさらなる重要な一歩になった」


「この週末のポジティブな点を持ち帰り、これからのレースでも全力で戦い続ける」


(『Sky Sports F1』に語り)「金曜日にあった魔法は、週末のなかですべて消えてしまった(注:金曜には全セッションで最速、スプリントポールを獲得した)。フロントのグリップが足りなかった。フロントウイングの角度を減らしすぎてしまい、それは僕自身の責任でもあり、エンジニアリングの責任でもある」


「シャルルは予選と比べてバランスを変更し、ウイングの角度を増やしたと思う。一方で、僕たちのデフの設定ではマシンがかなりオーバーステア気味に感じられた。それでウイングの角度を減らしたら、レース序盤はこれまでで一番ひどいアンダーステアになってしまった」



(autosport web)


レース

7/24(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/25(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/26(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ219
2位ルイス・ハミルトン169
3位ジョージ・ラッセル160
4位シャルル・ルクレール138
5位ランド・ノリス128
6位マックス・フェルスタッペン109
7位オスカー・ピアストリ92
8位アイザック・ハジャー68
9位リアム・ローソン43
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム379
2位スクーデリア・フェラーリHP307
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム220
4位オラクル・レッドブル・レーシング177
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム66
6位BWTアルピーヌF1チーム61
7位TGRハースF1チーム21
8位アウディ・レボリュートF1チーム12
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム11
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム1

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
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第12戦オランダGP 8/23
第13戦イタリアGP 9/6
第14戦スペインGP 9/13
第15戦アゼルバイジャンGP 9/26
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