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ガスリー「今季最も難しいレース」コラピントも高い路面温度に苦戦。スタートでの後退は「ブースト不足」が原因

2026年6月30日

 2026年F1第8戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、BWTアルピーヌF1チームのピエール・ガスリーは13位、フランコ・コラピントは15位でレースを終えた。


 ガスリーは11番手からミディアムタイヤでスタートしたが、1周目にふたつ順位を落とし、第1スティントでは13番手を走行した。16周目に1回目のピットストップを行ってハードタイヤに交換し、最後尾でコースに戻ったガスリーは、徐々に順位を上げていき38周目に2回目のタイヤ交換を実施。ミディアムタイヤに履き替え、51周目には3回目のタイヤ交換でソフトタイヤを投入し、13位でフィニッシュした。

 チームメイトのコラピントもミディアムタイヤで16番手からレースをスタート。コラピントも1周目に20番手まで順位を落としていまい、そこから追い上げるレースとなった。15番手まで上がった20周目に最初のピットストップでハードタイヤに履き替えて、第2スティントでは最後尾から14番手までポジションを上げた。その後2回目のピットストップで新品のミディアムに交換し、15位で完走した。


 ガスリーもコラピントもスタート順位を落としたことについて、アルピーヌのマネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、「スタート時のブースト不足」が原因だと説明し、「スタートは今年我々の強みのひとつだったので、調査が必要だ」と語った。


■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=13位(70周/71周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム→ソフト

2026年F1第8戦オーストリアGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
2026年F1第8戦オーストリアGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

「今回のレースについては、理解しなければならないことが本当に多い。おそらく今季最も厳しいレースだった。グリップもマシンバランスも厳しく、タイヤのデグラデーションも非常に大きかった。そのためタイヤの摩耗が早く、3ストップを強いられた」


「レース序盤はストレートでパワー系のトラブルが発生し、思うようなスタートを切れなかった。そこで順位を落とし、その後はトラフィックにはまってしまった。ただ、クリーンエアを走れていた時でもペースは足りず、タイヤのデグラデーションも大きかった」


「バルセロナでは暑いコンディションでも良いレースができていたので、今回もレーシングブルズに対して有利に戦えると思っていたが、そうはならなかった。改善すべき点は明確だし、チームもすぐに答えを見つけようとしている。来週のシルバーストンでのスプリントウイークに向けて、しっかり立て直したい」


■フランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=15位(70周/71周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

2026年F1第8戦オーストリアGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年F1第8戦オーストリアGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)

「決して簡単な週末ではなかった。全体的にペースもグリップも見つけることができなかった。バランスをうまくまとめることができず、レースも非常に長かった。路面温度が高かったことで、とくにリヤタイヤへ大きな負荷がかかっていた」


「新品タイヤではペースは良かったが、スティントが進むにつれて急激に落ち込んだ。スライドが増えるほどタイヤ温度も上がってしまった。普段は決勝のほうが強いので、なぜ今回はそうならなかったのかを理解する必要がある」


「スタートではブースト不足があり、非常に悪い発進になってしまった。その時点で最後尾付近から戦うことになった。レース中にはいくつか良いバトルもあったが、自分たちが戦うべき位置はもっと前だ。来週のシルバーストンでは、そこを目指したい」



(Text : autosport web)


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