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ヨーロッパラウンドといえばモーターホーム。創設者の言葉を刻んだ“唯一無二”の構造を持つマクラーレン/現場写真日記
2026年6月14日
F1のヨーロッパラウンドといえば、各チームがパドックに設置する『モーターホーム』が名物のひとつ。建物の作りもチームによって様々で、階数も異なる。今回はそんなモーターホームの様子を、F1ジャーナリストの尾張正博氏がお届けします。
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バルセロナ・カタルーニャGPはモナコGPから2週連続開催だったため、バルセロナへの移動や設営作業はいつものグランプリよりも大変な作業となった。しかも、今年はモナコでの撤収作業に遅れが生じた影響で、カタロニア・サーキットでの準備開始が当初の計画より大幅に遅れたチームもあったという。そのひとつがマクラーレンだ。マクラーレンのモーターホームは今年、新築されたばかり。前戦モナコGPでデビューしたばかりでスタッフもまだ撤収&設営作業に慣れていない様子だった。

なかに入ると、3階まで吹き抜けの階段がある。全11チームのなかで、このような階段を持つチームはマクラーレンだけ。

少しわかりづらいが、階段の1段1段に英語で単語が書かれている。繋ぎ合わせると“Life is measured in achievement、 not in years alone.”という言葉となる。

じつはこれ、創業者ブルース・マクラーレンの名言。「人生(の価値)は年数だけでなく、成し遂げた成果によって測られる」という意味だ。ブルースはマクラーレンの創業者であり、ドライバーでもあった。しかし、1970年6月2日に新型マシンのテスト中に事故死。32歳の短い生涯だった。ブルースにとってレースは「何としてでもやり遂げなければならないほど価値のあること」であり、それに挑むことは無謀なことではないという信条があった。才能がありながら何もしないのは、人生を無駄にしているようなもの。だから、人生とは費やされた年月だけでなく、その業績で計られなければならない、と説いたのだった。マクラーレンはその遺志を受け継ぎ、新しくなったモーターホームにもしっかりと刻んでいる。

ザウバーを買収して今年からF1に参戦してきたアウディのモーターホームもブラン・ニュー。なんか代官山あたりにあるオシャレなデザイナーズ・マンションのよう。

11チーム目として新たにF1に参戦したキャデラックのモーターホームも初見参。新規参入チームの1年目は、マシンをコース上で走らせることが精一杯でモーターホームはたいがい質素で簡易的なものがほとんどだったが、キャデラックは既存のチームにひけをとらない堂々たる家構え。

バルテリ・ボッタスの囲みに参加しようと中に入ると、テーブルに金属製のペッパー&ソルトミルが。

このマークは、もしや……。

と思って、裏を見ると、『PEUGEOT』、『FRANCE』の文字が。そうフランスの自動車メーカーで有名なプジョー製だった。なぜ自動車メーカーがペッパーミルを作っているのかというと、じつはプジョーは、元々プジョー家のふたりの兄弟が先祖から引き継いだ粉挽きに使っていた水車小屋を鋼の精錬工場に変えて、帯状の薄い鋼などを作っていて、のこぎりの刃の特許を取得。この技術を活かして、その後コーヒーミルなど調理器具を製造して、国民に広く知られる存在となった。自動車メーカーになったのはその後。つまり、プジョーにとってペッパーミルのほうが自動車よりも歴史は古いのだった。プジョー製のソルト&ペッパーミルで挽いた香辛料がかかった料理をこちらで食べてみたい。
(Text & Photo : Masahiro Owari)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 267 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 201 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 191 |
| 4位 | ランド・ノリス | 171 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 155 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 127 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 116 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 71 |
| 9位 | リアム・ローソン | 51 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 41 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 346 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 287 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 204 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 75 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 62 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 16 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 3 |


