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FIAがF1エンジンの格付けを再検証へ。『ADUO』で“ベストエンジン”に指定されたレッドブルが疑問を呈す
2026年6月12日
FIAは、F1のパワーユニット(PU)における『ADUO』(追加開発アップグレードの機会/Additional Development Upgrade Opportunities)のために行ったパフォーマンス評価について、再検証を行っていることを認めた。ベストエンジンとの評価を受けたレッドブルが、その結論に異議を唱えたためだ。
『ADUO』は、ベストなエンジンに比べて性能が劣るマニュファクチャラーに救済措置として開発の機会を与えるシステムで、アップグレード、予算や開発テスト時間の追加が、性能差のレベルに従って認められる。FIAによるパフォーマンスの評価は、内燃機関(ICE)の性能に絞って行われる。
第1回の判定がカナダGP後に行われ、各チームおよびマニュファクチャラーには結果が通知されたが、一般には公表されていない。
■FIAの判定とレッドブルの誤算
信頼できる情報筋によれば、FIAは今季初参戦のレッドブル・フォードが開発したICEが最も高性能であると判断したという。メルセデスとフェラーリはレッドブル・フォードより2%以上パフォーマンスが劣っていると判定されたため、追加でアップデートの機会を得ることができ、ダイナモ使用時間と開発予算の拡大も認められる。アウディ、ホンダも優遇措置を得る見込みだ。
レッドブルはこの件について公式コメントを出していない。しかし関係者によれば、レッドブル自身の分析では、同社のパワーユニットはメルセデスに後れを取っているとの結論だったため、FIAの結論に驚かされたという。

モナコGPの週末、レッドブルのローラン・メキース代表がFIAのモーターホームに長時間滞在し、自社の主張を訴えたとみられるが、彼は公の場ではまだ発言していない。
メキースは今シーズン初めに、「我々が見ている限りでは、メルセデスが間違いなく大きく先行している」と語っていた。つまり、レッドブル・フォードはカナダGP後の評価で、ADUOによるかなりの優遇措置を得られると予想していたものとみられる。
■透明性を示すため、FIAは再検証に同意
しかし、最も優れたエンジンを持つと認定されたことで、レッドブル・フォードは優遇措置の対象外となり、ライバルたちはアップグレードを行うことが可能になった。こうした状況から、レッドブルはFIAに対し、どのような経緯で今回の結論に至ったのか説明を求めた。
バルセロナで木曜日、FIAの広報担当者は、評価の正確性を最大限確保するため、プロセス全体を見直す方針であることを認めた。FIAのパワーユニット部門は収集データについてすでに2回目の検証を実施済みだった。しかし、レッドブル・フォードが提起した疑問を完全に払拭するため、さらに追加の再検証を行うことに同意したという。
FIA内部では、最終判断が変更される可能性は低いとの見方が支配的だ。それでも再検証を行う目的は、論争を避け、最大限の透明性を示すことにある。
新たな再検証プロセスは月曜日に開始されており、最終結論は来週末までにまとまる見込みだ。FIAはその内容を公式プレスリリースで発表するものと予想されている。

(GrandPrix.com)
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| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 66 |
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