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ピレリがF1単独タイヤサプライヤー契約を2028年まで延長。FIA F2、F3、F1アカデミーへの供給も継続

2026年6月12日

 F1単独タイヤサプライヤーであるピレリが、F1タイヤ供給契約を2028年まで延長したことが発表された。FIAが、F1およびピレリとの相互合意のもとで現行契約の延長オプションを行使したことが、6月11日に明らかにされた。ピレリはF1に加えて、FIA F2選手権、FIA F3選手権、F1アカデミーの独占タイヤサプライヤーを2028年末まで引き続き務める。

 1950年のF1選手権創設シーズンから参戦するピレリは、2011年以降はF1の単独タイヤサプライヤーを務めている。2023年に2027年までの契約を発表しており、今回はその際のオプションを行使し、さらに1年の期間延長を確定させたことになる。

ランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1カナダGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 F1の社長兼CEOであるステファノ・ドメニカリは次のように述べた。


「我々は長年にわたり、ピレリの卓越した技術力と、パフォーマンス、イノベーション、持続可能性への取り組みに支えられながら素晴らしい歴史とパートナーシップを築いてきた。そのため、FIAとF1がピレリとの関係をさらに1年間継続できることを大変うれしく思っている」


「技術レギュレーションの枠組みにおいて限界への挑戦を続けるなか、ピレリの品質への取り組みは、同社から供給を受けるすべてのチームやカテゴリーに安心感を与えている。なぜなら、彼らは世界で最も先進的なタイヤのひとつを使用していることを理解しているからだ」


「今回の契約延長は、専門的な知識と経験を持つパートナーとの協力が卓越性を生み出し、サーキット上で最高のショーを提供する好例である」


 FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは「ピレリは長年にわたりFIA F1世界選手権にとって重要なパートナーであり続けてきた。そして、我々のスポーツ最高峰の舞台において、一貫して高水準のパフォーマンス、革新性、安全性を提供してきた」とコメントした。


「2028年末までの今回の契約延長は選手権に安定性をもたらすものであり、FIA、フォーミュラワン・グループ、そしてピレリの強力な協力関係を反映している。我々は今後も共に革新を推進し、競技者、チーム、そして世界中のファンにエキサイティングなレースを届けていく」


 ピレリの執行副会長であるマルコ・トロンケッティ・プロベラは、F1参戦は市販車用タイヤの開発においても重要な活動であると述べた。


「昨年、我々は500回目のグランプリという節目を超え、長年の関与を通じて数々の重要な技術的・革新的課題に挑み、それらを克服してきた」


「ピレリは単なるサプライヤーではなく、戦略的パートナーである。FIAとプロモーターによる共同作業によって推進される選手権の継続的な成長を支えてきた。F1は我々にとって最高の研究開発の場であり、最先端の技術ソリューションを試験し、研究開発プロセスを絶えず向上させることを可能にしている。そしてその成果は、将来の市販車用タイヤの発展にも生かされているのである」



(autosport web)


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