首位走行中の不運を嘆くラッセル「まるでタイトルから遠ざける力が働いているよう」メルセデスはバッテリートラブルを調査へ
2026年5月25日
2026年F1カナダGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは、ポールポジションからレースをリードしているなかでトラブルに見舞われ、29周リタイアという結果に終わった。タイトルを争っているチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが勝利を飾ったため、ラッセルはドライバーズランキングで43点差に沈むことになった。

スタート直後に3番手に落ちたラッセルだが、2周目にはアントネッリの後ろ2番手に復帰。その後、ふたりは長く激しい首位争いを繰り広げ、ラッセルは6周目にトップに立った後も、時にはポジションを明け渡しながら、アントネッリに対して強硬にディフェンスし続けていた。
しかし30周目、ラッセルはターン8で芝生に飛び出し、コーナーをカットした後、コース上でマシンを止めた。原因はパワーユニットトラブルで、チームはバッテリー系統の問題が起きたと述べている。
トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「ふたりの戦いはジョージのマシンのパワーユニットのバッテリーパックに問題が発生し、停止したことで、突然終わりを迎えた。現時点ではそれ以上の情報はないが、次戦までに原因を完全に理解するため、あらゆる努力を払うのは言うまでもない」とコメントしている。
なお、ラッセルは、コース上でマシンを止めた際の行動が規定違反と判断され、執行猶予付き罰金処分が下された。怒りと失望のあまり、ラッセルがコクピット内からヘッドレストをコース上に投げ捨てたことを、スチュワードは危険行為と判断した。しかしラッセルが謝罪し、反省していることから、執行猶予付きの5000ユーロ(約92万円)の罰金という処分にとどめた。この罰金処分は、同様の違反行為を今後12カ月以内に繰り返さなければ執行されない。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=リタイア(29周/68周)
1番グリッド/タイヤ:ソフト

「今日はリタイアという結果に終わったけれど、自分の週末に誇りを感じている。スプリントでポールポジションを獲得し、スプリントレースで勝利を収めた。そしてグランプリ予選でもポールを獲得し、パワーユニットの問題が発生するまでは首位を走っていたんだ」
「今週末、自分にはこれ以上できることはなかったと分かっているから、それが今後のシーズンに向けて自信になる。もちろん、こういう形でカナダGPの週末を終えるのはつらいが、自分のベストを尽くせたという満足感を持ってここを去ることはできる」
「30周目までは、本当にレースを楽しんでいた。キミとのバトルは素晴らしかったし、彼も同じ気持ちだったと思う。まるでカート時代に戻ったような感覚で、ホイール・トゥ・ホイールで戦い、何度も首位を入れ替えていた」
「見ていた皆にも、僕が走っていて感じたのと同じくらい楽しんでもらえたならうれしい。ただ、あの戦いをグランプリの最後まで続けたかった」
(リタイア直後のインタビューで語り)「信じられない気持ちだ。まるで、誰かが僕にこの選手権を争わせたくない、競わせたくないと思っているかのように感じる。直近5戦のうち3戦で、僕たちには本当に不運な出来事が起きているんだ。今は少し言葉を失っている状態だ」
「ただ、あのバトルは本当に楽しかった。自分がどう対処したか、どういう走りをしたかには満足しているし、個人的なパフォーマンスという意味では週末全体に満足している」
「マイアミの後には、(僕の能力に)疑いの目を向ける人も多く、いろいろなことを言われた。でも、自分に何ができるかは自分で分かっている。スプリントでポールを獲得し、スプリントで勝ち、予選でもポールを獲得して、レースをリードしていた」
「あの激しいバトルを本当に楽しんでいた。あと30周続けたかったよ。最後にどういう結末になっていたのか見てみたかったが、これが現実だ」
(autosport web)
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 7/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 204 |
| 2位 | ルイス・ハミルトン | 159 |
| 3位 | ジョージ・ラッセル | 154 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 126 |
| 5位 | ランド・ノリス | 103 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 92 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 91 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 60 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 10位 | リアム・ローソン | 39 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 358 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 285 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 195 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 151 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 61 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 10 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |








