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キャデラック、アップデートにより前進したマイアミで手応えを掴む。カナダでも新パーツ投入へ

2026年5月21日

 キャデラックF1チームは、今週末のF1第5戦カナダGPにおいて大幅なアップグレードパッケージを導入することにより、2026年型マシン『MAC-26』がよりパフォーマンスを発揮できるようになることを期待している。


 シーズン開幕以来、キャデラックは隊列の後方で後れをとっている。経験不足に加え、外部の企業が制作したパーツの品質問題が重なり、信頼性の低さや、グランプリの週末を通して2台のマシンを常に同じ仕様で走らせることが困難な状況を生み出している。

 第4戦マイアミGPでは、キャデラックは新しいフロントウイングのエンドプレートとフラップを導入し、さらにフロアボードの修正、左のリヤコーナーとディフューザーの改良、リヤサスペンションの変更、そして新しいエキゾーストテールパイプブラケットにより前進を果たした。セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスのふたりのマシンにすべてのパーツが揃ったわけではなかったが、パフォーマンスの向上により、彼らはアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールと戦うことができた。これはチームにとって明らかな前進と言えるだろう。

セルジオ・ペレス(キャデラック)&フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第4戦マイアミGP ポジションを争うセルジオ・ペレス(キャデラック)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 そして今週末のカナダGPでも、新しい重要なアップグレードパッケージがMAC-26に導入される。このパッケージには新しいフロントブレーキドラム、ディフューザートリム、ウイングレット、フロントのトーションバーなどが含まれている。サスペンションの変更は、ジル・ビルヌーヴ・サーキットの特徴のひとつである急な縁石を乗り越えるマシンの能力を向上させるためのものだ。


 チーム代表を務めるグレアム・ロードンは、マイアミGPでのパフォーマンスを振り返り、「最初の大規模なアップグレードパッケージを導入した結果、パフォーマンスは大幅に向上した。スプリントとグランプリで再び両方のマシンが完走できたのは素晴らしい結果だった」と述べた。


 ロードンには、もうひとつポジティブな点があった。それはピットストップだという。


「我々は、週末のトップ10に入る速さのピットストップを2回も実行できた。オペレーション面から見て、このことは我々が力強い上昇軌道に乗っていることを示している」


「マイアミとはまったく異なるサーキットであるモントリオールでの目標は、その勢いを維持し、このような進歩を続けることだ」

キャデラックF1チーム
2026年F1第4戦マイアミGP 左からキャデラックF1チームのグレアム・ロードン(チーム代表)、パット・シモンズ(エグゼクティブ・エンジニアリング・コンサルタント)、ピーター・クロラ(チームマネージャー)、ニック・チェスター(チーフテクニカルオフィサー)


(Text : GrandPrix.com)


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