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ビアンキのカート盗難事件に進展。最後に使用したカートなど一部の盗難品を地元警察が発見

2026年1月15日

 1月13日(火)の夜、フランスから朗報が届いた。故ジュール・ビアンキの父であるフィリップ・ビアンキは、先日ジュールの複数台のカートが盗難にあったことを明かしたが、彼が最後にドライブしたカートが見つかり家族のもとへ戻ってきたと発表した。フランスのブリニョールにあるビアンキのカート場から数台の最新式マシンとともに盗まれてから、わずか1週間足らずの出来事である。


 盗難被害に遭った当日にフィリップ・ビアンキが表明した支援を求めるメッセージを受けて、フランスのレースコミュニティは一斉にカート捜索に乗り出した。地元警察は手に入れた手がかりを辿り、わずか数日で盗まれたものの一部を取り戻した。そのなかにはジュールが最後に使用したカートが含まれていた。家族にとっては、計り知れないほどの感情的な価値を持つものだ。

ジュール・ビアンキ(マルシャF1チーム)
2012年F1シンガポールGP ジュール・ビアンキ(マルシャF1チーム)

 フィリップは発表のなかで、次のように述べた。


「ジュールのゴーカートが発見されたことは、この上なく喜ばしいことだ。我々家族全員が大きな安心感を得た。このニュースをソーシャルメディアで共有してくれたみなさん、メディア、尽力してくださったブリニョール憲兵隊に心から感謝している。これを実現してくれたすべての方に、心から感謝している」


「まだ数台のゴーカートとミニバイクを探しているところだが、みなさんのおかげで希望を持っている」


 フランスの情報筋によると、犯人は地元の住民ではなく、重要な記念品を盗んでいると認識していなかったようだ。彼らは、大半の屋外カート施設のように、ビアンキのカート施設への侵入がそれほど難しくないということに気がつき、そこをターゲットにして、ジュールが最後に使用したカートを含む輸送手段に収まる限りの品々を持ち去ったと見られている。


 犯人は今後、所有する物品の移動や売却に大いに苦労することになるだろう。フランスのモータースポーツ関係者はみな、売りに出されている物に目を光らせており、たとえ犯人が盗んだ物を持って国境を超えてイタリアやスイスに行ったとしても、分解して部品を個別に売却しない限り、これらのカートを購入したがる人を見つけるのは難しいだろう。

ジュール・ビアンキ(マルシャF1チーム)
2014年F1第6戦モナコGP ジュール・ビアンキ(マルシャF1チーム)


(Text : GrandPrix.com)


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