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レッドブルの元戦略責任者がマクラーレンに正式移籍。スポーティングディレクターに就任

2026年1月6日

 レッドブルの元レース戦略責任者であるウィル・コートネイが、正式にマクラーレンへ移籍した。重要な才能ある人物の移籍が実現したことで、ベテランのコートネイはスポーティングディレクターという新たな役割を担うことになった。


 ミルトンキーンズで20年以上にわたってレッドブルに貢献してきたコートネイは、ついにネイビーブルーのユニフォームをパパイヤオレンジに替え、チャンピオンシップを制した経験という財産をウォーキングにもたらすことになる。彼の移籍は2024年の9月に初めて仄めかされ、駆け引きによる根くらべが続いた。マクラーレンはすぐにでもコートネイの持つ専門知識を活用したがったが、レッドブルは断固とした態度で、チーム運営の安定性を確保するために、2025年を通して彼は責任を全うすると主張した。

 移籍を待つ期間をようやく終えたたコートネイは今、この1世代で最も圧倒的な時代を迎えたマクラーレンに加わったのだ。

■後任にはハンナ・シュミッツが昇格か

 マクラーレンのレーシング・ディレクターを務めるランディープ・シンによると、チームはもはや負け犬ではない。マクラーレンは1990年代後半以来初めて、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のチャンピオンとしてシーズンに臨むことになる。コートネイの加入は、マクラーレンが2026年の大きな規則変更を乗り切り、モータースポーツ界の頂点での地位を維持するのに絶好のタイミングだ。


 彼のキャリアにおける重要な移籍を振り返り、コートネイは少し時間をかけて、ここに至るまでの道のりを認識した。


「レッドブル・レーシングで22年を過ごし、最後の15年はレース戦略責任者を務めた。スポーティングディレクターとしてマクラーレン・フォーミュラ1チームに加入し、新しいチャレンジをすることを発表できてうれしく思う」


 20年在籍したチームを去るのは決して容易なことではない。コートネイはミルトンキーンズで何度も優勝を共に経験した同僚たちに敬意を表した。


「レッドブルで共に働いたみなさんに心から感謝している。たくさんの素晴らしい友人ができたので、これからもパドックで会えること願っている。信じられないほど素晴らしい20数年だった」

2020年F1イギリスGP
2020年F1イギリスGP ウィル・コートネイ(レッドブル レース戦略責任者)&田辺豊治(ホンダ テクニカルディレクター)

 コートネイはすでにマクラーレン・テクノロジー・センターで新たな任務に集中している。一方レッドブルもコートネイの空席を埋めるための準備をしており、おそらくは主席戦略エンジニアのハンナ・シュミッツを昇格させる見込みだ。


「新しい役割とチームに馴染むことを楽しみにしている。そして、今後数年にわたりマクラーレンが成功を継続できるようベストを尽くすなかで、さらに多くの友人を作れることを願っている」


 コートネイの戦術的才能がマクラーレンに加わったことで、グリッド上の他のチームには、来るべきシーズンにおいてパパイヤカラーのマシンを警戒すべき理由がまたひとつ増えた。

2025年F1第23戦カタールGP 表彰式
2025年F1第23戦カタールGP表彰式 左から2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、優勝マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ハンナ・シュミッツ(レッドブル 主席戦略エンジニア)、3位カルロス・サインツ(ウイリアムズ)


(Text : autosport web)


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