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親友ノリスのF1初王者にフェネストラズ「ドキドキしながらレースを見ていた!」近日スキーに行く約束も
2025年12月18日
ひさしぶりに最終戦まで王者争いがもつれ込んだ2025年のF1。第24戦アブダビGPでは3位表彰台圏内をキープしたランド・ノリス(マクラーレン)が、わずか2ポイント差で逃げ切って初のワールドチャンピオンに輝いた。この瞬間を、まるで自分のことのように動向を追いかけてハラハラしていたのが、現在全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦中のサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)だった。
スーパーフォーミュラでの今季のフェネストラズは、第9戦富士で優勝を果たし、最終的にランキング8位でシーズンを終了。まだ2026年の参戦体制について発表はないが、鈴鹿サーキットで行われた合同テストでは、VANTELIN TEAM TOM’Sの37号車をドライブした。
セッション後のメディアミックスゾーンでは、自身のテスト振り返りよりも、真っ先に“親友ランド・ノリスF1初戴冠”の話題に。「もう、めちゃくちゃ嬉しかったね! 僕とランドは同じマネージャーだから、みんなにとってハッピーな瞬間だった!」と、まるで自分のことのように喜んでいたフェネストラズが印象的だった。
●レースは飛行機で観戦。ノリスの王者決定後「すぐにメッセージを送った」
F1最終戦アブダビGPの決勝は、日本時間の12月7日(日)夜。フェネストラズは、スーパーフォーミュラのテスト参加のために、日本へ移動している最中だった。
「このスーパーフォーミュラテストに参加するために、日本に移動中で(アブダビGPの決勝レースは)飛行機のなかで観ていた。観ているこっちがドキドキハラハラして、レースの間はストレスが溜まりっぱなしだった。だけど、彼は本当に素晴らしいことを成し遂げた」
レースはノリスが2番手からスタートするも、チームメイトのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に1周目ターン9で先行を許し3番手に後退。ライバルのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップを快走していることを考えると、これ以上ポジションを落とせない状況にあった。さらに1回目のピットストップ終了後には、フェルスタッペンのチームメイトである角田裕毅(レッドブル)が援護のためにノリスをディフェンス。そういった状況もすべて把握しているフェネストラズは、飛行機のなかでひとりヤキモキしていたという。
「(角田)裕毅がアグレッシブなラインで行く手を阻もうとしていたし、ずっと(ノリスが)3番手だったから、これ以上ミスをして順位を下げられない状況だった。しかも、シャルル(・ルクレール/フェラーリ)も良いペースで迫ってきていたしね。ひとつもミスができる余地が残っていないというシチュエーションも、観ていてストレスが溜まった。でも、彼は力強かったし、最高の仕事を成し遂げたと思う」

そう親友のF1ワールドチャンピオンを讃えたフェネストラズ。改めて、ふたりの交友関係について聞くと、きっかけは9年前のフォーミュラ・ルノーだったとのこと。
「もうずいぶん前からの付き合いだよ。多分、8年か9年くらい。僕と彼がフォーミュラ・ルノーで戦っていて、そのときは彼がチャンピオンになった。翌年、彼と同じマネージャーがつくことになって、僕はフォーミュラ・ルノーのチャンピオンになった(2017年)。そして2018年はイギリスのロンドン近郊で共同生活を送った。今では親友だよ」
チャンピオン獲得後は、まだ電話等で話せておらず、テキストメッセージだけのやり取りで留まっているようだが、「すぐにメッセージを送って、彼から返信もきて、少しやり取りができた。『もしかして、二日酔い酷いの?』と聞いたら『……うん』と返ってきたよ(笑)」と、F1新王者とのエピソードも披露したフェネストラズ。
「今度、ランドとスキーに行く予定なんだ! 今でも本当に良い関係を築けているよ」と、シーズンオフの予定を今から楽しみにしていた。
そう語るフェネストラズは、スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストでは、2026年に向けて新しいセットアップにトライしていた。
「今回のテストでは、来シーズンに向けて本当にいろいろなことを試した。そのなかでは新しい学びもあったし、ポジティブなこともあった。みんなはタイムリザルトに注目しがちだけど、今回それは重要ではない。一番大事なのは(来季開幕戦の)もてぎでの予選結果だ。この鈴鹿テストでトップを取りたいのではなくて、来年のもてぎ開幕戦でトップがほしいんだ。そのためにいろいろなことを試して、良いパフォーマンスを見つけられた」
「シーズン中は予選ペースに苦しんだところがあったけど、SUGO大会あたりから、それは改善されてきたし、坪井との差も縮まったと思う。目下の課題としてはレースペースだ。初日の午後もロングランのシミュレーションをやってみて、いくつかのデータを得られたし、ロングランのパフォーマンスでも改善の兆しが見られた」
親友の偉業達成に、フェネストラズも少なからず刺激を受けている様子だった。



(Tomohiro Yoshita)
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| 3/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 3/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


