F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホーナーとともに、広報担当者などふたりが退任。レッドブルの広報活動にも影響か/F1 Topic

2025年7月14日

 通常とは異なる形でメディアへ発表されたレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の退任。そうなった理由のひとつとして考えられるのは、今回のレッドブルの人事異動が、ホーナーだけでなかったことが関係しているのかもしれない。


 複数の情報を総合すると、ホーナー以外にもふたりのスタッフが退任したという。ひとりは、レッドブルでチーフ・マーケティング兼コマーシャル・オフィサーを務めていたオリバー・ヒューズ。2017年にレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズ(RBAT)に加入したヒューズは、先見の明を持つパートナー企業が開発した最先端のテクノロジーソリューションを取り入れ、RBATが業界のリーダーとなる革新的なエンジニアリングを担ってきた。その後マーケティング部門に移動し、チーフ・マーケティング・オフィサーを経て、昨年6月からチーフ・マーケティング兼コマーシャル・オフィサーに昇進していた。

 そして、このRBATのCEOもホーナーが務めていた。


 もうひとりは、グループ・ディレクター・オブ・コミュニケーションズとして広報およびSNS活動を統括していたポール・スミスだ。F1の広報はドライバーにそれぞれひとりずつがつき、それとは別にチーム代表にもうひとりがつく。スミスは2022年からホーナーを担当してきた。

F1 Topic
2022年からホーナーを担当していたポール・スミス(写真左端)

 ホーナーを担当するとともに、レッドブルの広報を統括していたスミスが役職から外れたことで、レッドブルのF1活動を統括するオーストリアに本部を構えるコーポレート・プロジェクト・アンド・インベストメンツが、イギリスを拠点にしているレッドブルとイタリアを拠点としているレーシングブルズの広報業務をコントロールしたと見られる。その結果、レーシングブルズがローラン・メキースのレッドブル移籍を発表したのに対して、レッドブルの広報は沈黙したままとなり、代わってコーポレート・プロジェクト・アンド・インベストメンツがオリバー・ミンツラフCEOの声明を発表することとなったと考えられる。


 つまり、今回のホーナー退任は広報にも事前に通達することなく、限られた社内トップだけで下された決定だったということが推測できる。そして、それが意味することは、今後、徐々に明らかになるだろう。

F1 Topic
レッドブル・レーシングのファクトリー


(Text : Masahiro Owari)


レース

11/7(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/8(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/9(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位ランド・ノリス390
2位オスカー・ピアストリ366
3位マックス・フェルスタッペン341
4位ジョージ・ラッセル276
5位シャルル・ルクレール214
6位ルイス・ハミルトン148
7位アンドレア・キミ・アントネッリ122
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ43
10位アイザック・ハジャー43

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム756
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム398
3位オラクル・レッドブル・レーシング366
4位スクーデリア・フェラーリHP362
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム82
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム72
8位マネーグラム・ハースF1チーム70
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー62
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号