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パドック裏話:ハースの新しいモーターホームに隠し部屋

2025年6月10日

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第7戦エミリア・ロマーニャGP、第8戦モナコGP、第9戦スペインGP編です。
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 ヨーロッパラウンドが始まると、F1チームで働く人々はいくつかの点で、より快適に仕事ができるようになる。


 まず毎回の移動距離が短くなる。これはレースへ出かけるタイミングが少し遅く、家に帰って来るのは少し早くなることを意味し、結果として自宅のベッドで眠れる日数が増える。そればかりではない。仕事の環境も週末ごとに変わったりせず、いつも使い慣れたものになるのだ。


 フライアウェイレース(ヨーロッパ域外で行われるイベント)では、チームのエンジニアリングとホスピタリティの各部隊は、それぞれのサーキットの常設の建物をベースにして仕事をする。これに対して、ヨーロッパの開催地では広大なパドックがあるだけで、そこに各チームが乗り入れた多数のトラックがエンジニアリングオフィスやホスピタリティユニットに変身する。ヨーロッパではどこのサーキットへ行っても、ピットガレージ裏の景色が同じに見える理由はそこにある。


 今季のカレンダーでは9月のアゼルバイジャンまで、カナダ以外のすべてのレースで、チームは自分たちのトラックとモーターホームを用いて、いつも同じ環境で仕事ができるのだ。


 あるチームは、今年からパドック内に新築の家を持つことになった。ハースが真新しいホスピタリティユニットを手に入れて、イモラから使い始めたのである。


 このモーターホームは、昨年までのものと比べると4倍以上も広く、チームメンバー全員とメディアとゲストを同時に受け入れても、なお余りあるほどのスペースがある。これまでハースのメカニックたちは、ホスピタリティでスポンサー関連のイベントがあるときにはガレージで食事をせざるをえなかったが、もうそんな不便を強いられることもない。


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