F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【角田裕毅F1第5戦密着】「いいカムバックができた」Q3進出でパフォーマンスに満足の一方、予選後には厳しい表情も

2022年5月8日

 F1第5戦マイアミGPの予選後、一通り取材を終えて、メディアセンターに帰ってくると、仲のいいヨーロッパのメディアが近づいてきて、こう言った。


「今日のユウキはコメントでは喜んでいたけど、何かに腹を立てていたようだったね」


 この日、角田裕毅(アルファタウリ)は予選でQ3に進出し、9番手のポジションを獲得した。本人も次のように語っている。


「今日の予選のパフォーマンスには満足しています。というのも、初日のフリー走行1回目からかなりクルマに手こずっていて、Q3を目指すのは簡単ではないと思っていたからです」

【角田裕毅F1第5戦密着】
2022年F1第5戦マイアミGP 角田裕毅(アルファタウリ)


 今シーズンの角田は、マシントラブルが何度かあったせいで、予選でなかなか本来の結果を残すことができず、今シーズンここまでの4戦で、Q1落ちをじつに3回も経験。今回のQ3進出は今シーズン初めてだった。


 そんななかで、今週末はマシンにかなり手こずってはいたものの、大きなマシントラブルにはここまで見舞われることなく、予選を戦うことができた。だから、予選後、最初に口にしたのは苦しいなかでQ3に進出したことに対する自信だった。


「だから今日はいいカムバックができたと思うし、予選では間違いなくクルマのパフォーマンスを最大限に引き出せたと思います」(角田)


 ところが、ある質問の後、角田の表情が一瞬、曇った。その質問とはQ3の最後のアタックのタイムが伸びなかった理由を尋ねられた件についてだった。


「(アウトラップで)トラフィックにつかまってしまい、タイヤにうまく熱を入れられず、冷めてしまったままアタックを開始したので、セクター1でグリップを得られずにうまく走ることができませんでした」


 Q3の最後のアタックは、角田が隊列の最後にいた。前を走るのはチームメートのピエール・ガスリー。しかも、ピットアウトした時点では角田が前を走っていて、アウトラップで強引に抜かされて、最後尾に下がってしまった。


「抜かれたのは、自分の責任なので、次は同じことをやられないように気をつけます」


 多くを語らなかったが、そのときだけ表情が厳しかったのは、強く印象に残っている。

【角田裕毅F1第5戦密着】
2022年F1第5戦マイアミGP インタビューに応じる角田裕毅(アルファタウリ)



(Masahiro Owari)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP