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ピレリ 2022年F1第3戦オーストラリアGP レースレポート

2022年4月11日

プレスリリース
FORMULA 1 HEINEKEN AUSTRALIAN GRAND PRIX 2022 ? SUNDAY

ルクレール、1ストップでオーストラリアグランプリを制し、今シーズン3戦で2勝目を挙げる

THE RACE TYRE STORY

・フェラーリのシャルル・ルクレールが、最速と予測された1ストップ戦略を採り、ポール・トゥ・ウインでオーストラリアグランプリを制しました。P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたルクレールは、22周目にP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換しました。ルクレールのオープニングスティントは、2番グリッドからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンより4周長いものでした。


・ルクレールのピットストップから1周後、2回目のセーフティカーが導入されました。これにより、大半のドライバーが、比較的短いタイムロスでピットストップを行うことができました。ハードタイヤでスタートした6名中の最上位ドライバーは、10位を獲得したウイリアムズのアレクサンダー・アルボンでした。最後方グリッドからスタートしたアルボンは、ファイナルラップ直前で P Zeroレッド・ソフトへ交換する戦略でポイントを獲得しました。


・アストンマーティンのランス・ストロールもユニークな戦略を採りました。合計3回のピットストップを行ったストロールは、スタート時に使用したハードタイヤをファイナルスティントでも使用しました。ハードタイヤでスタートしたストロールは、1回目のセーフティーカー導入直前の 3 周目にミディアムへ、そしてそのわずか1周後に再度ハードへ交換しました。その後、2回目のセーフティカー導入によって『フリー』(タイムロスの影響がない)ピットストップの機会を得たストロールは、スタート時に装着したハードタイヤへ再度交換するピットストップを行いました。


・今日のメルボルンは、昨日までよりも風が弱く気温が高くなりました。気温27度、路面温度38度のコンディションの下でレースがスタートしました。

2022年F1第3戦オーストラリアGP レースインフォグラフィックス
2022年F1第3戦オーストラリアGP レースインフォグラフィックス

HOW THE COMPOUNDS MADE THE DIFFERENCE

・ハードC2:レースの鍵を握るタイヤとなりました。グレイニングとデグラデーションが抑制されていたことにより、ドライバーたちはハードにプッシュすることができました。優勝したルクレールを含む大半のドライバーがファイナルスティントで使用しました。ルクレールは、レース終盤にファステストラップを記録しました。アルボンは、ハードで57周を走行し、このコンパウンドの耐久性の高さを示しました。


・ミディアムC3:スピードと耐久性のバランスを提供するミディアムは、スターティングタイヤの主流となりました。ハースのケビン・マグヌッセンとアルピーヌのフェルナンド・アロンソのみが、ファイナルスティントでミディアムを使用しました。予測されたとおり、ある程度のグレイニングと(その結果生じる)デグラデーションが見られました。


・ソフトC5:速いスピードを提供するソフトは、主に予選用タイヤとして使用されました。レースでの使用は、アルボンによる1周のみでした。

ピレリモータースポーツディレクター マリオ・イゾラのコメント

「前日までよりも気温が高くなり、路面の改善も進んだなか、タイヤは、金曜フリー走行のデータを基にした想定どおりの性能を発揮しました。大半のドライバーが1ストップ戦略を採りました。また、多くのドライバーが、セーフティカー導入周回を活用して、最小限のタイムロスでピットストップを行うことができました」


「ミディアムはハードよりも高いデグラデーションレベルを示し、幅広いピットストップウィンドウを提供しました。これにより、今日のレースにおいて戦略を活用する機会は増大しました。改修されたメルボルンのトラックレイアウトは、2022年のマシンとタイヤパッケージがより多くのオーバーテイクを可能にすることを裏づけてくれました」


「今日のレースでは、ミディアムを1周で交換したランス・ストロールや、ハードによる非常に長いスティントを走行したアレクサンダー・アルボンなど、いくつかの独創的な戦略が見られました。アルボンは、この戦略によって、最後方のスタートからポイントを獲得しました」

2022年F1第3戦オーストラリアGP レースインフォグラフィックス
2022年F1第3戦オーストラリアGP レースインフォグラフィックス



(ピレリジャパン プレスリリース)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

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