F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「マイケル、青旗だ」メルセデスF1代表の珍しい訴え。FIAとチームの無線公開は新たな取り組み

2021年5月11日

 FIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、第4戦スペインGPの決勝レース中に、メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフがニキータ・マゼピン(ハース)に関してレースコントロールに不満を訴えたことについて、ウォルフのレース中の介入は“非常に珍しいこと”だったと述べている。


 ハースのルーキーであるマゼピンは、今シーズンのすべてのレースウィークで少なくともひとりはドライバー仲間を怒らせている。マゼピンはフリー走行やレースにおいて、しばしば他のマシンの進路に入り込んでいるのだ。


 スペインGPの決勝では、首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)はハースの後ろを走行し、マゼピンを抜こうとしていた。そのときウォルフは無線でレースコントロールにいるマシに、マゼピンに青旗を出すように要請したのだ。


「マイケル、青旗だ」とウォルフは言った。「マイケル、彼は我々の順位を下げてしまう」

ニキータ・マゼピン(ハース)
2021年F1第4戦スペインGP ニキータ・マゼピン(ハース)


 レース後、マシはウォルフの介入について、彼が進行中にレースコントロールを呼び出したことは珍しいケースだと語った。


「公平に言うと、レースコントロールの無線でトトが連絡してくるのは非常に珍しいことだ」とマシは語った。


 レースコントロールへのチームからのメッセージが過去に放送されたことはなかったが、FIAと協業するF1は、週末のバルセロナで新たな放送内容を展開した。その点でウォルフのメッセージは新境地を切り開いたことになる。


「昨年のF1コミッションの話し合いでまとめられたF1と協業するFIAの新たな取り組みのひとつに、放送の一環としてFIAとチームの間のやり取りを聞かせることがある。それは我々がいつも行っていることの一部だ」とマシは説明した。


「F1グループは彼らの放送を通じて舞台裏でトライアルを行ってきた。すべてのチームは報告を受けており、この週末に初めて放送が行われたのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP