F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ、2019年モナコ以来の全車入賞「メルセデス勢に割って入る2位。いいレースになった」と田辺TD【F1第10戦】

2020年9月28日

 2020年F1ロシアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位、アレクサンダー・アルボンは10位だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは8位、ピエール・ガスリーは9位で、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車4台すべてがポイント獲得を果たした。これは2019年モナコGP以来のことだ。


 フェルスタッペンが2位に入ったことで、ホンダは9回連続で表彰台を獲得、2015年のF1復帰以来のポディウム獲得回数が、第3期F1活動の19回を超え、20回となった。


 フェルスタッペンは2番グリッドからミディアムタイヤでスタート。クリーンでない偶数側のグリッドで、スタート直後に一時4番手に落ちるものの、すぐに3番手に上がった。首位を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)のピットインにより、17周目にバルテリ・ボッタス(メルセデス)の後ろの2番手に上がった後、25周目にハードタイヤに交換。4番手でコースに復帰し、28周目には2番手に戻った。フェルスタッペンは、10秒のタイムペナルティを受けたハミルトンを寄せ付けず、ポジションを守り切って53周のレースをフィニッシュした。

2020年F1第10戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位を獲得
2020年F1第10戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位を獲得

 アルボンは予選10番手だったものの、ギヤボックス交換によるペナルティで降格され、15番グリッドからソフトタイヤでスタートした。1周目にカルロス・サインツJr.(マクラーレン)、ランス・ストロール(レーシングポイント)がそれぞれクラッシュしたことでセーフティカーが出動、その間にアルボンはピットストップし、ハードタイヤに交換、17番手でコースに戻った。一時最後尾18番手に落ちるが、オーバーテイクおよび他車のピットストップにより20周目には11番手に浮上、27周目にミディアムタイヤに交換し、16番手から再びポジションを上げていき、最終的に10位入賞を果たした。アルボンはレース終盤、ターン2でコースを外れた際に指定どおりのコース復帰の仕方をしなかったとして、5秒のタイムペナルティを受けたが、順位には影響しなかった。


 クビアトは11番グリッドからハードタイヤでスタート。序盤はその位置を保ち、他の大部分のマシンよりピットストップを遅らせ、26周目には3番手に。30周目にミディアムタイヤに交換し、8番手でコースに復帰し、最後までポジションを維持し、母国での入賞を達成した。

2020年F1第10戦ロシアGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第10戦ロシアGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)

 ガスリーは9番手からソフトタイヤでスタート。1周目に7番手に上がり、18周目にピットインしてハードタイヤを装着。13番手でコースに戻り、9番手まで順位を上げた後、バーチャルセーフティカーが短時間導入された際に、42周目に再びピットインし、ミディアムタイヤに交換した。11番手に落ちたガスリーは、アルボンとランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクし、9位をつかんだ。


■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のロシアGPの決勝は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手がレース序盤から2番手をキープし、メルセデスの2台に割って入る2位表彰台を獲得しました。


 チームメイトのアルボン選手は15番手スタートで簡単ではありませんでしたが、2ストップ戦略を確実に活かし、最後はポイント圏内の10位までポジションを上げるという力強いレースを見せてくれました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台もスタート時の波乱を避けてクビアト選手が8位、ガスリー選手が9位と2台入賞を果たしました。2人ともいくつものオーバーテイクを見せ、いいパフォーマンスだったと思います。


 ホンダ勢は4台とも完走し、昨年のモナコGP以来の全車入賞と、ここ数戦のことを考えるとよい状態でレースを終われたと感じています。


 ここから欧州に戻り、1週間空けてドイツでのレースになります。ニュルブルリンクは現行レギュレーションでは初走行となりますので、十分シミュレーションなどで検討し、準備を整えて臨みたいと思います。



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP