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フェラーリF1、アップグレード版パワーユニットに好感触。サインツ車にはトルコで投入へ
2021年10月1日
F1第15戦ロシアGPでシャルル・ルクレールのパワーユニット(PU)をアップグレードしたスクーデリア・フェラーリは、次戦トルコGPでカルロス・サインツのパワーユニットを交換する予定であることが分かった。その場合、サインツは最後方グリッドからレースを戦うことになる。
ルクレールはロシアで最新版パワーユニットをデビューさせ、シーズン中に使用できるエレメント数を超えたため、グリッド降格ペナルティを受けた。トルコではサインツが同じ状況に直面するものとみられる。
フェラーリは、現在マクラーレンと選手権3位争いをしており、パワーユニットのアップグレードによるパフォーマンス向上をこの戦いに役立てようとしている。
サインツの手持ちのパワーユニットはどれもかなりマイレージを重ねたものであり、いずれにしても交換によるグリッドペナルティを免れることは難しい。フェラーリは、アップグレードしたハイブリッドシステムを投入するタイミングを、慎重に検討していた。
ロシアでアップデート版パワーユニットを使用したルクレールは、決勝結果にそのパフォーマンスを反映させることができなかった。決勝終盤の雨の際にタイヤ交換が遅れ、コースオフもあり、15位に終わったのだ。フェラーリは、ルクレールを51周目ではなく、ルイス・ハミルトンらと同様の49周目にピットに入れていれば、サインツのすぐ後ろの4位を獲得していたと考えている。
フェラーリのレース後の分析では、新しいパワーユニットにはパフォーマンスに確かな向上が見られたという。
ルクレール自身はこうコメントしている。
「少し良くなったと感じている。素晴らしいことだよ。もちろん、データでもそれは確認されている」
チーム代表マッティア・ビノットは慎重に「新しいパワーユニットがもたらす向上を数値で表すのは避けたい。ただ、パフォーマンスにおいて一歩前進した」と語った。
「我々にとってより重要なのは、この新しいテクノロジーにおいて、可能な限りのことを推し進めたことだ。それによって今経験を積むことが可能になり、それが2022年において助けになるだろう。シャルルが新しいパワーユニットを使い、それをシーズン残りの期間において使用できることを喜んでいる。ただ、まだ一歩踏み出したにすぎない」
フェラーリはハイブリッドシステムを一新、チーム関係者からの情報によると、これまで400ボルトで作動していたものを800ボルトのシステムに変えたということだ。
新パワーユニットによるパフォーマンス向上は、ソチのストレート終わりのスピード向上につながった。トルコにはロングストレートが1本しかないため、後方グリッドからの追い上げは、ソチより苦しくなるだろうが、フェラーリはサインツ車に金曜FP1から新パワーユニットを搭載する見込みだ。
(Grandprix.com)
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予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |