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フォース・インディア「アップグレードは機能した」が、そろそろ2017年の開発に照準
2016年5月19日
スペインGPで大規模なアップグレードパッケージを投入したフォース・インディアのボブ・ファーンリーが、今年のクルマの開発を打ち切って2017年のマシン開発プログラムに専念し始める時期は、「それほど遠い先のことではない」と語った。
バルセロナでの週末に持ち込まれたVJM09は、フロントウイング、フロア、サイドポッドを含むボディワークが新しくなっていた。
2017年に向けて必要とされる設計思想の変化を考えると、今年のクルマと来年のクルマへの開発リソースの振り分けは、例年以上に難しい課題になる。フォース・インディアの副チーム代表、ファーンリーは、次のように語っている。
「私たちはすでに(来年のマシンについて)一部の作業を始めているし、他のチームも間違いなくそうしていると思う。どこかの段階で開発努力を完全に移行しなければならないし、問題はいつ移行するかだけで、それほど遠い先のことではないだろう」
「(アップグレードしたクルマの)ペースに関して言えば、本来の実力が反映された結果を残したときに、私たちがいるべきポジションにいられるかどうかが問題だ。私たちはそこを目指しているが、今シーズンはまだ先が長い」
このあとも、ある時期までは今年のクルマの開発を続けると、ファーンリーは付け加えた。
「投入した新しいパーツを最適化するには、何レースか走らせてみる必要がある。今週のインシーズンテストで、それを少しでも早めることができればいいと思っている。まずその様子を見定めてから、今後どうするかを決めたい。言うまでもなく、できるだけ早い時期に2017年のクルマの開発へ移行したいからだ」
スペインでは、ニコ・ヒュルケンベルグがオイル漏れによる火災でリタイアしたものの、予選9位のセルジオ・ペレスは決勝を7位でフィニッシュした。ファーンリーは今回のアップグレードが「結果を出した」と考えている。
「先週末は多くの点で得るものがあった」と、彼は言う。「望んでいるレベルのレースペースを実現するには、まだ少しやるべきことがある。そのために必要なデータは今週のインシーズンテストで集められると思う。ニコはオイル漏れのため、レースではほとんど何もできなかったが、チェコ(ペレス)は申し分のない成績を残してくれた」
「もちろん、前の2台(ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのメルセデス)がいなくなったこともある。しかし、私たちもこのクルマの能力を最大限に生かして、完璧なレースができた」
「全体として、このアップグレードはうまく機能した。結果を出したのは間違いないからね。ドライバーたちも、とてもよろこんでいた。あとはレースセットアップを理想的な形に近づけることができれば、さらに高い競争力を発揮できると思う」
(Translation : Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | オスカー・ピアストリ | 161 |
2位 | ランド・ノリス | 158 |
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4位 | ジョージ・ラッセル | 99 |
5位 | シャルル・ルクレール | 79 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 63 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 20 |
10位 | アイザック・ハジャー | 15 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 319 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 147 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 143 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 142 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 22 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

