戦略的ミスによりジェンソン・バトンは後方に沈んだ XPB Images

　マクラーレン・ホンダの活躍を甘口＆辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回は開幕戦オーストラリアGPを、ふたつの視点でジャッジ。

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　2016年開幕戦を終えた時、マクラーレン・ホンダの1台のマシンは大破、ひとりのドライバーは体の痛みを訴えていた。もちろんノーポイントだ。しかし彼らにとって何よりも大事なのは、派手な高速クラッシュを喫したにもかかわらず、フェルナンド・アロンソが無事だったことだ。接触相手であるハースのエステバン・グティエレスは、決勝後、「レースは何度もあるけれど、命はひとつ」とツイートしていたがまさにそのとおりだ。

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