3週間前のバーレーンGPを3位でフィニッシュしたマクラーレン・メルセデスのチームリーダー、キミ・ライコネンは、今週末の日曜にイモラでさらなるポイント加算を目論んでいる。
　ファン・モントーヤは負傷が癒えず前戦に引き続いて欠場するため、今回はアレックス・ブルツとコンビを組むライコネン。彼によれば、サンマリノGPはMP4-20にとってかなり厳しい試練になる可能性があるという。
「イモラのトラックはかなりテクニカルで、マシンにとっても厳しいかもしれない。つまり、マシンがきわめてよくセットアップされている必要があるということだ」とライコネン。「ここで考えなければならない大きなファクターのひとつが、あの高さのある縁石だ。この縁石をうまく乗り越えていくには、高速安定性やシケインでの回頭性に影響を及ぼさない範囲で、かなりマシンをソフトめに保つ必要がある。そして低速コーナーの通過速度を高めるために、僕らはダウンフォースもかなり強い設定にしている」
「サンマリノでのレースは気温がずいぶん低くなるはずだから、コンディションとしては多少楽になるだろう」
「バーレーンではチームにとってポジティブな結果が得られた。イモラでさらに多くのポイントを重ねることを狙っていく」
「ファン‐パブロのケガが少しでも早く治るようにと願っている。そしてアレックスに最良の結果がもたらされるようことを祈るよ」

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