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中国EV大手BYD、F1参入について「協議中」と認める。FIA会長も中国メーカーを歓迎姿勢

2026年4月28日

 世界トップクラスのEVメーカーである中国のBYDは、ついにF1への参戦を検討していることを認め、数カ月にわたって続いていた噂に終止符を打った。同社の副社長ステラ・リーは、「私たちは(F1 CEOである)ステファノ・ドメニカリと会った」と明かし、今年の中国GPの際に接触していたことを認めた。さらに彼女は、昨年のアブダビでのシーズン最終戦でも姿が目撃されており、その際にはF1のCEOだけでなく、FIA会長モハメド・ビン・スライエムとも時間を共にしていた。

2026年F1第2戦中国GP 決勝スタート
2026年F1第2戦中国GP 決勝スタート

 リー副社長は、ドメニカリとは「常に緊密に連絡を取り合っています」と述べた。


「F1は情熱と文化に関わるものであり、その点が気に入っています。人々はそこに参加することを夢見るのです」と語った。彼女はグランプリレーシングへの参戦の可能性について「協議中です」と認め、その目的は「自社の技術を試すことにあります」と説明した。


 最近FIA会長は、中国メーカーがグリッドに加わる可能性をF1が歓迎するはずだとの見解を示しており、「もし中国からの参入提案があれば――今ここで彼らを代表して言うが――FOMはそれに同意するだろう。なぜならそれはビジネスの持続に関わるからだ」とまで述べている。さらに、自身もそうした参入に門戸を開く意思があることを明確にし、「仮に中国のチームができて、FOMが承認したとしよう。そして私は100%承認されると確信しているが、中国が加わることで収益は増えるのではないか? 私はそう思う」と語った。

FIA会長モハメド・ビン・スライエム
2025年F1アブダビGP FIA会長モハメド・ビン・スライエム

 ビン・スライエム会長は、中国チームを受け入れる理由について語るなかで、「ただチーム数を増やすために12番目のチームを入れるのか? いや、そうではない。適切なチームでなければならない」と答えた。


 しかし、マイケル・アンドレッティの参入計画に対して各チームが強く反発し、最終的にキャデラックがプロジェクトに加わってようやく受け入れられた経緯を踏まえ、ビン・スライエム会長は、「チーム側が『パイは11チームで分けられるのか、12チームで分けられるのか』という点を気にすることも理解している。その点は分かる。しかし収益自体は拡大している。関心表明を募るのが適切な時期が来ると確信している」との見通しを示した。


「我々にとって12番目のチームは、F1というビジネスの持続に価値をもたらす存在でなければならない。そしてF1のビジネスとは単なる収益の問題ではなく、選手権そのものの長期的な存続に関わるものである」



(GrandPrix.com)


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