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松田次生のF1目線:PU設計思想の違いが表面化した開幕3戦。選手権のダークホースはマクラーレン?

2026年4月9日

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンで2度シリーズチャンピオンに輝き、2026年はスーパーGT GT500クラスに参戦するNISMOの監督を務める松田次生氏が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2026年第1戦オーストラリアGPから第3戦日本GPまでの開幕3戦を振り返ります。

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 2026年のF1は技術規則の大幅変更が行われました。僕もレーシングドライバーという立場に加え、スーパーGT GT500クラスの監督という新しい立場でシーズンを迎えることになりました。引き続きドライバー目線、ときには監督目線でF1の面白さを、この連載を通じて皆さんにお伝えできればと思っています。

 F1の面白さを伝えるといえば、2026年も引き続きフジテレビF1中継でも解説を務めさせていただいております。ドライバーの目線から、F1ドライバーの心境やドライビングテクニック、クルマの状況などを掘り下げたり、ドライバーとチームがどのようにF1を戦ってるかを解説しています。そちらも是非楽しんでください。中継の解説では映像だけではビギナーの方に伝わりにくいような部分も補足するといったことも心がけています。

 さて、鈴鹿サーキットで開催された日本GPを含め開幕からF1は3戦を終えました。開幕戦オーストラリアGPを終えた段階から続いていることですが、現在のF1の技術規則については賛否両論が別れていますね。内燃機関(ICE)とMGU-K(運動エネルギー回生システム)が出力する電気エネルギーが50対50で等しくなり、速く走るためにリフト・アンド・コースト(編注:電気エネルギーを効率良くリチャージするためにアクセルを戻し/リフト、惰性/コーストで走行する走り方)して電気エネルギーを充電するということに物足りなさを抱く人は、特に昔からレースを観て、限界まで攻める予選や決勝レースを知る人たちのなかでは少なくないと思います。

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