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「スタートでレースが台無しに」とヒュルケンベルグ。2台揃ってスタート失敗、アウディは上位グリッドを活かせず

2026年3月31日

 3月29日(日)、2026年シーズンのF1第3戦日本GPの決勝レースが行われ、アウディ・レボリュートF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは11位、ガブリエル・ボルトレートは13位でレースを終えた。


 ヒュルケンベルグはミディアムタイヤで13番手からレースをスタート。しかしスタートに失敗し19番手までポジションを落としてしまった。その後オリバー・ベアマン(TGRハースF1チーム)のクラッシュによりセーフティカー(SC)が出動した際に、チームメイトのボルトレートよりも1周後の23周目にハードタイヤに交換。レース後半はアイザック・ハジャー(オラクル・レッドブル・レーシング)などとポジションを争ったが、惜しくも10位と約1秒差の11位で完走した。

 ボルトレートは前日の予選でQ3に進出し、9番手からのスタートとなったが、ヒュルケンベルグ同様にスタートに失敗し後退。13番手から追い上げ、SC出動中の22周目にミディアムタイヤからハードタイヤに交換した。その後10番手まで上がったボルトレートだったが、エステバン・オコン(TGRハースF1チーム)にオーバーテイクを許し、11位でフィニッシュした。


 アウディのF1プロジェクトを率いるマッティア・ビノットは、「明確に改善すべき点がある。スタートパフォーマンスはまだ我々の望むレベルに達しておらず、オープニングラップで大きくタイムをロスした」と述べ、スタートの失敗がその後のレース展開に影響を与えたと認めた。今後に向けては、「より広く見ると、引き続きドライバビリティとエネルギーマネジメントが重要な分野だ。マシンはまだ開発途上であり、学ぶべきこと、改良を加えるべきことがたくさんある」と語った。


■ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ・レボリュートF1チーム)
決勝=11位(53周/53周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2026年F1第3戦日本GP ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

「ペース自体は良く、現実的にポイント獲得を狙える状況だった。しかし、スタートの出遅れでレースが台無しになってしまった。スタートの改善は、今後数週間にわたってチームとして取り組むべき重要な課題だ。オープニングラップで13番手から19番手までポジションを落としたことで、その後の展開が厳しくなった。レースの大半でトラフィックに引っかかってしまい、順位を上げるチャンスが限られた」


「エネルギーマネジメントやオーバーテイク時の特性の影響で、今のマシンの扱いは依然として難しい。オーバーテイク自体は可能だが、その直後に自分が不利な立場になりやすく、現状ではトレードオフのような状況だ」


「完走して多くのデータを収集できたことはポジティブな点だ。分析して改善すべき点は沢山ある。マイアミまで約1カ月あるので、すべてをしっかり見直してより強くなって戻ってきたい」


■ガブリエル・ボルトレート(アウディ・レボリュートF1チーム)
決勝=13位(53周/53周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2026年F1第3戦日本GP ガブリエル・ボルトレート(アウディ)

「全体的にまずまずのレースだった。セーフティカーは僕たちにとって有利に働いた。硬いタイヤで他車の後ろに詰まるのを避けるため、長めのスティントを走る戦略を選んでいたからだ。ペースも悪くはなかったが、ストレートでは少し苦戦した。残念ながら、スタートが今日の結果に最も影響した。スタートは開幕戦からの課題であり、土曜日に築いた成果を無駄にしないためにも改善が必要だ」


「これから約5週間レースがないので、この期間を最大限活用し、各拠点で連携しながら作業を進め、マシンを改善していきたい。5月のマイアミでは、より良い状態で戻ってきたいと思う」



(Text : autosport web)


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