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ライバルに後れを取ったレッドブルとマクラーレン。ギャップは大きいものの「衝撃的なことではない」

2026年3月11日

 開幕戦オーストラリアGP後、メルセデスF1のボスであるトト・ウォルフは、彼のチームでの「満足感」を語り、スクーデリア・フェラーリのフレデリック・バスール代表は「ポジティブな兆候」について語った。マクラーレンやレッドブルとのコントラストはこれ以上ないほど鮮明だった。

■ペース不足は「克服できる」

 チャンピオンチームであるマクラーレンは、スタート直前に地元のヒーローであるオスカー・ピアストリがレースを失ってしまう。一方、僚友のランド・ノリスは、2ストップ戦略への変更によってアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)から解放されるまで、中団グループのチームとの戦いに巻き込まれた。


 フリーエアの状態では、ノリスはより速いペースを見せたが、レース終盤の彼の焦点は、追い上げるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の追撃をかわし、5位を守ることにあった。フィニッシュ時、ノリスはこのレースを制したジョージ・ラッセル(メルセデス)からは50秒以上遅れていた。


 現王者がレース終了時に喜んでいなかったのも不思議ではない。「明らかに、前を走るマシンからは大きく、非常に大きく引き離されている。しかし、マックス(・フェルスタッペン)とはいい勝負ができた」


 ノリスはこう続ける。「彼はすでに僕の後ろにいたし、最後尾からのスタートだったから、中盤の時点では先行し続けられるとは思っていなかった。あまり希望は持っていなかったが、なんとかやり遂げたし、その過程でいくつか改善もできた」


「しかし、それでも非常に厳しいレースだったね」

ライバルに後れを取ったレッドブルとマクラーレン。ギャップは大きいものの「衝撃的なことではない」とフェルスタッペン
ランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル) 2026年F1第1戦オーストラリアGP

 フェルスタッペンは、予選Q1開始時に両後輪がロックしてスピンし直後にクラッシュを喫した後、決勝ではグリッド最後尾から見事なリカバリーを見せた。序盤の数周は慎重だったオランダ人は、その後ひとつずつ順位を上げていき、最終的にマクラーレンに追いついたが、ノリスは最後まで抵抗した。


 今季導入の新ルールを繰り返し批判した後、フェルスタッペンはこの週末から得られたポジティブな点に焦点を当て、次のように語った。


「マシンにポテンシャルがあるのは確かだし、エンジンもそれほど悪くないと思う。現時点では、ペースが不足しているのは半分半分、つまり半分はマシン、半分はエンジンによるものだと思うが、どちらも悪くはない。それらは克服できることだし、衝撃的なことではないよ」とフェルスタッペン。


「新しいルールについては非常に否定的だが、チーム、そしてエンジン側の両方を本当に誇りに感じている。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。だから、その点については彼らと一緒に仕事ができて非常にうれしい。ただ、ドライビングをもう少し楽しめればよかったのにとは思う」

■パワーユニットの理解が急務

 分析力に秀でるアンドレア・ステラ(マクラーレン・チーム代表)は、「パフォーマンスを向上させるべき主な領域はふたつある」と語り、次のように説明した。「ひとつはパワーユニット(PU)の活用、もうひとつはコーナーでのグリップを高めることだ」


 しかし彼は、「私たちのクルマの速度と、同じパワーユニットを使用している他のクルマの速度とのデータの違いには、少し困惑している」と認めた。


 ステラは、「2026年のレギュレーションにともなう複雑さを踏まえ、パワーユニットをどのように活用するかを理解するうえで、より良い仕事をすべきであることを明確に示している」とし、「間違いなくやるべきことがある」と結論づけた。

ライバルに後れを取ったレッドブルとマクラーレン。ギャップは大きいものの「衝撃的なことではない」とフェルスタッペン
5位となったランド・ノリス(マクラーレン) 2026年F1第1戦オーストラリアGP

 レッドブルF1チームのボスであるローラン・メキースについては、自分のチームが4番手の勢力になると予想していたため、「予想が当たったからといって、誇れることではない!」と冗談を言った。その後、彼は次のように認めた。


「確かに、現時点ではフェラーリやメルセデスと戦うことはできない。それは私たちが認識していることだ」


 メキースはサプライズはなかったと付け加えた。「私たちには、彼らを追撃するためのマシンを作る野心と義務があるが、それには少し時間がかかるだろう」


「だが、この結果は驚きではなかった」


「メルセデスとの差については、ペースを隠すための駆け引きが行われていることがわかっていたため、プレシーズンテストの後は評価が非常に難しいと言っていた。だから、ここで目にする差に驚いているとは言わない。それはおそらく、我々が最終的に対処しなければならないと感じていたものでもある」



(Text:GrandPrix.com)


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1位ジョージ・ラッセル25
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3位シャルル・ルクレール15
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5位ランド・ノリス10
6位マックス・フェルスタッペン8
7位オリバー・ベアマン6
8位アービッド・リンドブラッド4
9位ガブリエル・ボルトレート2
10位ピエール・ガスリー1

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2位スクーデリア・フェラーリHP27
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム10
4位オラクル・レッドブル・レーシング8
5位TGRハースF1チーム6
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム4
7位アウディ・レボリュートF1チーム2
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム0
10位キャデラックF1チーム0

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