オイル漏れで2位を失ったノリス、ピアストリとの差が34点に拡大「今はただ、バーガーを食べて、家に帰りたい」
2025年9月1日
2025年F1オランダGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは終盤まで2番手を走っていたものの、トラブルによりリタイアした。ノリスにとって今季2回目のリタイアだった。
タイトルを争うチームメイト、オスカー・ピアストリは優勝し、25ポイントを獲得。その結果、ランキング首位のピアストリと2位ノリスのポイント差は34ポイントに拡大した。
スタート直後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にかわされて3番手に落ちたが、9周目にポジションを取り戻し、レースをリードするチームメイトを追いかけた。複数回セーフティカーをはさんだものの、ピアストリに仕掛けるところまでは接近できず、それでも2位は確実な状況だった。ところが、残り8周のところで、ノリスは「煙のにおいがする」と無線でチームに報告。オイル漏れが起きたようで、マシン後方からは煙が上がり、ノリスはその直後にコース脇にマシンを停止せざるをえなかった。
マクラーレンはこれについて「ランドはマシンに問題が発生し、リタイアしなければならなかった」とのみ説明。アンドレア・ステラ代表は、シャシーの問題がオイル漏れにつながったと示唆、「シャシー側の問題を特定している。次戦モンツァに向かう前に完全な調査を行う」と述べた。
「レース終盤のランドのリタイアには痛みを感じる。ランドは上位で好バトルを展開し、1-2フィニッシュの可能性があった。彼は今週末の自分のパフォーマンスに誇りを持つべきである。来週にはさらに強くなって戻ってくるだろう」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア/18位完走扱い(64周/72周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

「今日のような形でレースを終えるのは残念だが、自分の力ではどうにもできなかったし、他にやりようもなかった。それまでは良いレースができていた。ザントフォールトでこれほど長い間、前のマシンに接近し続けるのは容易ではないので、自分のパフォーマンスには満足している。気持ちをすぐにモンツァへ切り替える」
「オスカーとチームの勝利を祝福したい。それから、アイザック(・ハジャー/レーシングブルズ)の初表彰台にもおめでとうと言いたい」
(『Sky Sport F1』に対して語り)「今はただ、バーガーを食べて、家に帰りたい気分だ。フラストレーションを感じる。痛い出来事だよ。25ポイント引き離されるのはつらい」
「ただ戦い続けるしかない。自分にできることをやるだけだ。今日の僕は速かった。勝利を狙えると思った。ここで勝利を狙えるだけでも、十分に良い仕事をしたと言える」
「ポジティブな面を見て、次に向けて立ち直るつもりだ。競争は厳しいので容易ではないが、できることは全てやるつもりだよ」
(autosport web)
8/29(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
8/30(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
8/31(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 284 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 187 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 172 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 54 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 27 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 559 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 236 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 194 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 70 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 52 |
7位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 45 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 35 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

