アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、2025年シーズンを戦うマシン『AMR25』のエンジンを初めて始動させる様子をチームの公式SNSで公開した。

　2025年もフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのラインアップで戦うアストンマーティンF1。2024年は前年ほどの競争力もなく、表彰台にも上がれない苦しい1年を過ごした。その後オフの間にチームの体制が一部変更になり、アンディ・コーウェルがCEOおよびチーム代表に就任。これまでチーム代表を務めてきたマイク・クラックは、チーフトラックサイドオフィサーとなった。

　また、3月にはマネージングテクニカルパートナーとしてエイドリアン・ニューウェイが加入することも決まっている。ニューウェイはチームに合流後、技術規則が大幅に変更される2026年に向けて取り組みを始める予定だ。

　今回チームが公開した動画では、アストンマーティンのスタッフをはじめ、代表のコーウェルも見守るなかでのファイアアップが行われたことが伺える。

　アストンマーティンは今後、2月18日にロンドンで行われるF1の開幕前合同イベントに参加し、その後23日にチームのデジタルチャンネルを通じてAMR25の発表会を行う。翌日24日にはバーレーンでシェイクダウンを行い、アストンマーティンは26日から28日までのプレシーズンテストに臨むことになる。