アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、今週末のF1第21戦サンパウロGPを前に、フェルナンド・アロンソがメディアデーを欠席することを明らかにした。

　アロンソは前戦メキシコシティGPでも、体調不良により木曜日に予定されていたメディアデーを欠席していた。その後は金曜日にサーキットに到着し、予定通りFP1ではリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチにマシンを譲り、自身はFP2からセッションに参加。この週末はアロンソにとって400回目のグランプリとなったが、決勝レースはトラブルによりリタイアに終わった。

　アストンマーティンF1の発表によると、アロンソはメキシコシティGP終了後、治療を受けるためにヨーロッパへ戻ったが、週末のレースには間に合うということだ。チームのSNSでは以下のように述べられている。

「フェルナンドはブラジルでのメディアデーを欠席する。フェルナンドはメキシコシティGPを前に、腸の感染症を患っていた」

「彼は専門医によるさらなる治療を受けるためにヨーロッパに戻った。治療が1日延びたことでブラジルへの渡航計画は遅れたが、今週末のレースには間に合うだろう」

　なおサンパウロGPでは、今シーズン5回目のスプリントレースが行われる。金曜日にフリー走行とスプリント予選、土曜日にスプリントレースと予選、そして日曜日に決勝レースというフォーマットでのグランプリ開催となる。