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FIA、2024年に向けF1マシンへの“冷却スクープ”導入を承認。高温多湿のカタールでの惨事を防ぐため

2023年12月7日

 FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の2023年最後の会合が、12月6日にアゼルバイジャン・バクーで行われた後、主な決定事項が発表された。11月のF1コミッション会合で合意されたように、2024年には高温時にドライバーの冷却システムを導入することなどが承認された。


 今年10月のカタールGPでは、高温多湿の過酷なコンディション下で、複数のドライバーが深刻な体調不良を訴え、レース後にメディカルセンターに行かなければならなかった。これを深刻視したFIAは、2024年には高温時にドライバーの冷却を助けるため、マシンにスロットを設けることを許可した。


「FIAは今後数年にわたり、規制実施をさらに改善する技術革新を模索し続けていくことが指摘された」と、FIAはF1に関して述べた。


「今年のカタールでドライバーが経験したような極度の暑さに対抗するための対策を導入するための作業は、現在進行中である。車両に冷却用の“スクープ”を設けることを許可するため、すでに技術規則において以下に詳述する変更が行われ、最初のステップを踏み出している」


「また、評議会メンバーによって以前承認された2024年のカレンダーについて、現地に移動する全員の健康と福祉が将来の重要な考慮事項であるとして、議論が行われた」

2023年F1第18戦カタールGP レース後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、アスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2023年F1第18戦カタールGP レース後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、アスカー・ピアストリ(マクラーレン)


 WMSCは、F1コミッション会合の結果、提案された2024年F1競技および技術規則に対するさまざまな改訂点を承認、主な変更点として以下を発表した。


・極端な高温条件下で冷却“スクープ”を設置するための技術規則における規定


・車両から脱落した場合に安全上のリスクがあると認識されているフロアの金属部品の数と質量の制限


・グランプリ前にグリッド上で費やされる時間を短縮し、レース前のドライバー・プレゼンテーション要素の試行前と同様に、50分から40分に戻す。


・ピットレーンからスタートする車両に関する作業を停止するための要件を定める。FIAは、現在、ピットレーンからスタートする車両に関連する人員および機材に関する手順を記述する規定が存在しないことを指摘。安全上の理由から、今後、フォーメイションラップの開始から90秒後にファストレーンからすべての人員と機材を撤去することを義務付けることとする。


・2026年パワーユニットの競技、技術、財務規則における小規模な改訂を承認



(autosport web)


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