2021年F1第18戦メキシコGP　角田裕毅（アルファタウリ・ホンダ） ランド・ノリス（マクラーレン） 2021年F1第18戦メキシコGP　角田裕毅（アルファタウリ・ホンダ） シャルル・ルクレール（フェラーリ） ダニエル・リカルド（マクラーレン） カルロス・サインツJr.（フェラーリ）

　2021年F1第18戦メキシコGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはカルロス・サインツ（フェラーリ）、ダニエル・リカルド（マクラーレン）、シャルル・ルクレール（フェラーリ）、角田裕毅（アルファタウリ・ホンダ）、ランド・ノリス（マクラーレン）だ。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス　予選＝10番手

　十分にいい日だった。これ以上のことはできなかったと思う。（ダニエル・）リカルドができるだけいいポジションを得られるようにアシストし、それを達成できた。全体的にマシンには苦労したけど、明日ポジティブな結果を得られると思っている。いいレースができると思うけど、明日に向けたプランを立てるために、今夜は一生懸命に働く必要がある。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅　予選＝9番手

　今日のパフォーマンスには全体的に満足しています。明日の決勝でペナルティを受けることが決まっているため、予選の一番の目標はチームメイトを助けることでした。コンストラクターズ選手権5位を目指して戦い続ける上で、チームとしてとてもいい仕事をしたと思います。

　今週末、僕たちにはペースがあることを示してきました。明日の決勝ではポジションを上げて、ポイント獲得を目指していきます。

（レッドブル首脳陣からの非難について『RACEFANS』など複数のメディアに対してコメントし）僕がレッドブルをめちゃくちゃにしたのではなく、彼らがミスをしたのです。

（チームからペレスを前に出すよう指示を受けたため）コース外に出ました。僕にはあれ以上何もできませんでした。僕は他にどこに行くべきだったのか分かりません。

　レッドブルと話をしなければなりませんが、僕は何も悪いことはしていないと思います。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール　予選＝8番手

　かなりがっかりしている。この週末はずっと難しい状況が続いていたけど、フリー走行から予選へはいい流れだった。今日はすべてをまとめあげた。Q1とQ2、そしてQ3の最初のランでも僕の走りはよかった。でも残念なことにQ3の2回目のランで僕はミスをしてしまい、タイムを上げることができずにセッションを終えた。

　もっといい結果を出せるポテンシャルがあったのはわかっている。でもこれが人生だ。大事なのは明日だし、そこですべてを出し切るつもりだ。レースペースはよさそうだけど、ここはオーバーテイクがとても難しいだろうね。みんなにとっても同じことだけど、ここはコンディションが特殊だから、信頼性が重要な役割を果たすことになるだろう。

■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド　予選＝7番手

　カルロス（・サインツ）に1000分の2秒差で前に出られてしまったから、ちょっとほろ苦い感じだね。でもフェラーリの2台に割って入れたのは悪くない。ランドが僕を手助けしてくれて、チームとしてうまく機能した。グリッドのきれいな側をとれたのも明日に向けいいことだと思う。ターン13で小さなミスをしてしまったせいで6番グリッドからのスタートになったわけだけど、それでクリーンサイドに行けたんだから交換条件としては悪くない。明日はここから頑張るよ。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ　予選＝6番手

　僕のキャリアの中でも1、2を争うくらい様々なことが起こって、そしてストレスの多い予選になった。エンジン始動の問題に赤旗、そしてトラフィックと続き、最終的なリザルトはそんなに悪くなかったけど、僕は週末を通して速かったからもう少しいい結果が欲しかった。いろいろなことが起こるなかで、僕は上手くリズムに乗ることができず、Q3の最後のアタックまでクリーンラップを取ることができなかった。完璧なラップではなかったけど、セッションの展開を考えるとあまりがっかりすることでもないね。ただ、フリー走行と同じくらいマシンからいい感触を得られたらよかったのにとは思う。

　空気が薄く、タイヤと温度を管理する必要があるからレースは難しいと思う。でもこれは他のみんなにも同じことだ。スタートがとても重要になる。ここメキシコではグリッドの汚れた側からのスタートが特に難しいけど、ベストを尽くしてスタートポジションを最大限に活かすよ。頑張ってたくさんポイントを獲得したい。

（autosport web）